松井珠理奈と宮脇咲良のライバル構図が、韓国のアイドルオーディション番組『ＰＲＯＤＵＣＥ　４８』に引き継がれる。

ＳＫＥ４８の松井珠理奈とＨＫＴ４８の宮脇咲良は１６日、愛知県ナゴヤドームで開かれたＡＫＢ４８世界選抜総選挙に出場してそれぞれ１位と３位に入った。デビュー１０年で総選挙１位に輝いた松井珠理奈は自分の名前が呼ばれると、感激した様子でメンバーに頭を下げて挨拶した。１９万４４５３票を獲得して舞台に上がった松井珠理奈は、声援を送ってくれたファンに向かって「私をここまで連れてきてくれたみなさん、本当にありがとう。私は総選挙１位がゴールだと思ってやってきた。１位になったけど、卒業しません！」と宣言し、ＡＫＢ４８を再びトップアイドルにするという抱負を熱く語った。

宮脇咲良にも感謝を伝えた。過去の総選挙で追いつ抜かれつしながら友情を築いてきた２人は感動のシーンを演出した。最後にＡＫＢ４８総選挙に参加して３位に入った宮脇咲良は、感謝の気持ちと同時に「ＨＫＴファンの皆さんには申し訳ない」とコメント。


韓国とは正反対の結果だ。『ＰＲＯＤＵＣＥ　４８』では宮脇咲良が１位を占め、１５日に公開されたオンライン得票でも１位を守った。反面、松井珠理奈は４位に入った。

まだ２人の等級評価舞台が公開されていない中で、日本１位の松井珠理奈がセンター宮脇咲良を抜いて両国のアイドルファンの心をつかむことができるか注目が集まっている。

特に、２人の肩には責任が重くのしかかる。Ｆ等級に配分されたＡＫＢ４８への期待以下の反応を挽回（ばんかい）させなければならない。松井珠理奈と宮脇咲良のセンターのプライドをかけた『ＰＲＯＤＵＣＥ　４８』は２２日放送。