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北、中国観光バス事故の責任を問い…軍首脳部4人銃殺説

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
4月に北朝鮮で発生したバス転落事故で、中国の学者と観光客32人が亡くなったことに対し、北当局がこの事故の責任を問い、関連者4人を銃殺したと韓国メディアの東亜日報が6日、報道した。処刑対象者に挙げられた4人のうち、金剛開発総会社(KKG)のファン・ヨンシク会長は労働英雄の称号を受けた人民軍所長だ。同メディアは「この事故を機に金正覚(キム・ジョンガク)軍総政治局長と朴映式(パク・ヨンシク)人民武力相が解任された」とし「李明秀(リ・ミョンス)総参謀長も交替させられたとみられる」と説明した。

KKGはタクシーおよび高速バス事業を行っている軍所属の企業だ。北朝鮮最大の外貨稼ぎ頭として有名だ。4月22日のバス事故当時、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は平壌(ピョンヤン)の中国大使館を訪問し、平壌(ピョンヤン)駅を訪れて死亡者の遺体を乗せた列車を見送るなど礼儀を尽くした。

金委員長がこの事故に関連して軍首脳部に責任を問うたことも米朝首脳会談に関係があるという解釈もある。同メディアは朝日新聞を引用して「朝米首脳会談に向け、軍内部の穏健派を起用して混乱を避ける狙いがあるようだ」と分析した。

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