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韓国元統一部長官、米朝首脳会談中止を支持した安倍首相に苦言

ⓒ 中央日報日本語版

丁世鉉・元韓国統一部長官

韓国の丁世鉉(チョン・セヒョン)元統一部長官が、米国のドナルド・トランプ大統領が米朝首脳会談中止を発表した当時、日本の安倍晋三首相が「(中止)判断を尊重し、支持する」と明らかにしたことに対し、非難した。

丁氏は28日、韓国のラジオ番組に出演し、安倍首相がトランプ大統領の米朝首脳会談中止判断を支持すると明らかにしたことについて「日本は少し痛い目を見なければならない」とし「安倍首相が国内政治に没頭するあまり、国際政治を読めなかった」と述べた。

続いて「間接的に聞いた話だが、マイク・ポンペオ国務長官が日本の内閣情報調査室長の話を主に聞いて北朝鮮政策関連の判断を下し、大統領に報告をしたという。ところで、内閣情報調査室長はまちがいなく安倍首相の国内政治的目的と日程に合わせて報告をしたはずだ。情報機関には往々にしてそういうことがある」と付け加えた。


これに先立ち25日、安倍首相は米朝首脳会談中止について「残念ではあるが、トランプ米大統領の判断を尊重し、支持する」と明らかにした。だが、会談再開の雰囲気が熟すと、安倍首相は28日、「問題の解決に資する会談となるよう、米朝首脳会談の実現を強く期待している」と立場を変えた。



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