韓国が3月と違って金正恩-習近平第2回会談に懸念の視線を送るのは、最近、米朝の心理戦が強まりながら、なんとかここまで漕ぎ着けた非核化への雰囲気があらぬ方向に向かわないか心配されるためだ。今日明日にも予想されていた米朝首脳会談の日時や場所の発表が先送りされている。異常気流が形成されつつあるという雰囲気を拭いきれない。米国は、現在、北朝鮮の非核化程度を「完全」を越えて「永久的な」水準に上方修正した。廃棄対象も生化学武器や核兵器の製造に参加した人材などに拡大して北朝鮮を圧迫している。
これに対し、北朝鮮外務省は「我々の平和への意志を『懦弱性』(頼りない、弱いもの)と誤認するな」として、公開的に反発している。中国メディアは「米朝会談が失敗に終わって原点に戻るなら、国際社会は大きな失望に陥るだろう」としながら「会談の白紙化」まで口にしている状況だ。今回の金委員長の第2回訪中は、北朝鮮が米国との会談を控えて中国という「バック」を前面に出して、交渉を有利に進めようとするためのものかもしれない。
これに対し、北朝鮮外務省は「我々の平和への意志を『懦弱性』(頼りない、弱いもの)と誤認するな」として、公開的に反発している。中国メディアは「米朝会談が失敗に終わって原点に戻るなら、国際社会は大きな失望に陥るだろう」としながら「会談の白紙化」まで口にしている状況だ。今回の金委員長の第2回訪中は、北朝鮮が米国との会談を控えて中国という「バック」を前面に出して、交渉を有利に進めようとするためのものかもしれない。
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