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韓国統一外交安保特別補佐官「米専門家の80%、米朝首脳会談に悲観的」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

27日午後、国会憲政記念館で東アジア未来財団創立11周年を記念する大討論会「韓半島危機、どのように解決していくか」が開かれた。大統領統一外交安保特別候補の文正仁・延世大学名誉特任教授が発言している。

文正仁(ムン・ジョンイン)大統領統一外交安保特別補佐官が米朝首脳会談に対するワシントン政界の反応に対して「悲観的な考えを持つ人が80%を越えるようだ」と述べた。

文氏は7日、JTBC報道番組『ニュースルーム』に出演して「最近、米国ワシントンD.C.で会った専門家は米朝首脳会談をどのように展望しているか」という質問にこのように答えた。

続いて「2番目に、トランプ大統領はそのような交渉をこれまでしたことがないではないか。そのため『外交的に北朝鮮核交渉で大きな成果を出せるのか』という懐疑感が少しある」と付け加えた。文氏は「このような核交渉の場合、米国は非常に長い時間かけて準備をしてきた。関連文書だけでもほぼ10万ページを作成したと言えるほど」とし「だが、トランプ政府はあまり細かく準備していない状態で交渉に臨む。そのため懸念されるという話もある」と説明した。


だたし「トランプ大統領がこのような懸念の影響を受けると考えるか」という質問に、「そうは考えない」と断言した。トランプ大統領が米朝首脳会談を引き止めた参謀陣に向かって「私は私の道を行く」と話したと紹介しながら「トランプ大統領の今まで一種のパターンなので、それほど大きく懸念する必要はないと思う」と明らかにした。

文氏はまた「米国社会または米国政界が求めている事項をトランプ政府が今考慮していると把握すればよい」としながら「公式の議題として北朝鮮に通知しているものではないため」と付け加えた。

続いて、米朝首脳会談で突発的な議題が出てくるだろうという予想に関連し、「トランプ大統領の立場ではそういうこと(化学生物武器、人権問題)を受け入れることはできなくても、まず核とミサイルに注力するだろう」と述べた。

文氏は米朝首脳会談日程と場所に対して「ほぼ全て(決定)していて、あとは発表の問題だけが残っている。最後の段階を調整しているようだ。時間よりも場所のほうに大きな問題があるようだ」と予想した。



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