シアトル・マリナーズに所属するイチロー（４５）のメジャー残留に対し、シアトル現地メディアが批判している。

地域紙シアトルタイムズは２３日（日本時間）、「シアトルはいったい何を考えているのか。イチロー残留は完全に不合理だ」と題した記事で「４４歳の未来の殿堂入り選手より、今はエレディアがもっと強い選手であることを知るべきだ」と指摘した。

エレディアは今季１６試合で打率３割１分、９安打、２本塁打、４打点、ＯＰＳ＝０．９６８だが、イチローは１２試合で打率２割５分、９安打、本塁打なし、ＯＰＳ＝０．５３９にとどまっている。しかしシアトルはエレディアをトリプルＡに降格させ、イチローをメジャーに残留させた。


別の地域紙タコマニューストリビューンも２４日、「２７歳のエリディアより４４歳のイチローを残留させるべきなのか」とし、シアトルが広報・マーケティングのためにイチローを活用しているのではという疑問を提起した。