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強制徴用被害の生存者が毎年急減…賠償判決は1件もなく=韓国

ⓒ 中央日報日本語版

日帝強占期に強制徴用された労働者を象徴する徴用労働者像「解放の予感」。

日帝強制徴用被害者の生存者が毎年急減している中、被害者への賠償判決確定は1件もない。市民団体「勤労挺身隊ハルモニ(おばあさん)と共にする市民会」によると、韓国政府が医療支援金を支給した被害者は今年2月基準で5245人だ。

韓国政府は「対日抗争期強制動員被害調査及び国外強制動員犠牲者支援特別法」に基づき、生存者に限り年間医療支援金80万ウォン(約8万円)を支給する。この支援金を受けた被害者は2011年の1万7148人から毎年1000人ほど減り、被害者の高齢化で2016年からは2000人ずつ減っている。

強制徴用被害者は日本戦犯企業を相手に韓国で15件の賠償請求訴訟を起こしたが、まだ最高裁の確定判決を受けた訴訟はない。したがって生存者がさらに減少する前に最高裁による賠償確定判決があるべきだと、被害者と関連市民団体は主張している。

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