トランプ米大統領が２９日（現地時間）、北朝鮮が核実験と大陸間弾道ロケット（ＩＣＢＭ）試験発射を中止し、咸鏡北道吉州郡（キルジュグン）の豊渓里（プンゲリ）核実験場を廃棄することを決めたことについて、「北朝鮮と全世界に非常に良いニュースであり、大きな進展だ」とし「我々の首脳会談を期待する」と明らかにした。

トランプ大統領はこの日、北朝鮮の発表から約１時間後、ツイッターで「北朝鮮が核実験をすべて中断し、主な核実験場を閉鎖することに合意した」とコメントし、このように評価した。

ホワイトハウス国家安保会議（ＮＳＣ）関係者は米国政府の公式反応を尋ねる質問に対し、「大統領がツイッターでコメントした通り」と答えた。国務省関係者も「大統領がツイッターでコメントしたように、北朝鮮と全世界に非常に良いニュースであり大きな進展だ。首脳会談を期待する」と述べた。


トランプ大統領と米政府のこうした反応は、５月または６月と予想される米朝首脳会談で非核化と平和体制と関連して大きな枠の合意を引き出すことができるきっかけになったという判断によるものとみられる。