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「サンファは理想的な選手」「ナオは感動くれる選手」 東京で再会した韓日の友情

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

李相花(左)、小平奈緒(右)両選手(写真=李相花のインスタグラム)

◆李「ナオと一緒にいるといつも笑顔になる」/小平「サンファは私が理想と考える選手の姿勢を持っている」

平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)スピードスケート李相花選手(イ・サンファ、大韓民国)と小平奈緒選手(日本)が19日、東京で再会した。在日韓国大使館はこの日、東京新宿の韓国文化院でトークショー「平昌から東京まで」を開き、平昌冬季五輪の体験を共有した。この席で李選手は小平選手について「楽だからなのか、一緒にいると何でもないことにも笑ってしまう」とし「一緒にいる時は友達のように接するが、競技の時には集中する姿が印象的だ」と称賛した。李選手は「ナオが競技終了後、順位にとらわれずに他の選手たちを待ち、あたたかく包み励ます姿を見て感動した」とし「(平昌冬季五輪の時)彼女のために胸が詰まって泣いた」と打ち明けた。

小平選手も李選手に対して「プライベートでは華やかな服を着て女性らしいところを見せるが、リンクでは表情が変わり臨む姿勢も変わる」とし「私が理想に考える選手の姿勢」と賞賛を送った。


これに先立ち、2月18日に開かれたスピードスケート決勝で小平選手は金メダル、李選手は銀メダルを首にかけた。競技直後に涙を爆発させた李選手を小平選手が抱擁して慰める場面が世界中に紹介されて「スポーツ精神」を見せる場面として広く知られるようになった。

◆小平「スポーツは国境を越えて友情を育てる良い機会。韓国語と日本語を混ぜて使って関係築いた」/李「スポーツは国家を離れて記録と認定される。スポーツに国の壁はない」 

両選手はこの席で「スポーツに国境はない」と口をそろえた。

小平選手は今回の五輪で体験した心温まるエピソードも紹介した。小平選手は「メダルパフォーマンスの時、韓国のボランティアメンバーがポケットからカイロを取り出して私にくれた」とし「手も温まったが、心も温まった」と感謝を表した。李選手は「平昌のものすごい熱気がそのまま東京に続いてほしい」と2年後の東京五輪の成功を祈った。

小平選手は「スポーツは国境を越えて友情を育てる良い機会」とし「私たちは韓国語と日本語を混ぜて使いながら今まで関係を築いてきて選手としても発展を重ねてきた」と強調した。

李選手もやはり「スポーツは国家を離れて記録と認定される。スポーツに国の壁はない」としながら「今回のオリンピックで韓国と日本の和合を人々に示すことができて良かった」と語った。

◆小平「李選手に言った『チャレッソ』という韓国語はサンファから教えてもらった」/李「日本を案内して」

小平選手はこの日、平昌五輪で李選手にかけた「チャレッソ(頑張ったね)」という言葉を含め、自分が知っている韓国語は李選手から学んだと紹介した。以前、李選手が小平選手を慰めながら「チャレッソ」と激励したということだ。李選手は小平選手に韓国を案内したこともある。李選手が小平選手に「私にも日本を案内して」と言うと、小平選手は「李相花選手をまた日本に呼んで、美味しいものを一緒に食べ歩きたい」と答えた。



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