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F-15K戦闘機、慶北で墜落…パイロット1人遺体収容=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国空軍の主力戦闘機「F-15K」1機が5日午後2時30分ごろ、慶尚北道漆谷(チルゴク)架山ゴルフ場付近の遊鶴山に墜落した。軍当局はパイロットのチェ大尉(29)の遺体を収容し、別の一人のパク中尉(27)も死亡したと推定されると明らかにした。

大邱(テグ)の空軍第11戦闘飛行団所属のこの戦闘機はこの日午後1時30分に基地を離陸した後、任務を終えて帰還中だった。目撃者によると、墜落当時、大きな爆発音が聞こえたという。ゴルフ場の関係者は「4番ホール付近の小さな山の向こう側に戦闘機が墜落した。ゴルフをしていた客が墜落する音を聞いて119番(消防機関)に通報した」と伝えた。警察関係者は「山の中から数秒単位で爆発の音が聞こえるという陳述がある」と話した。

当時、霧の影響で前が見えにくい状況だった。軍は消防当局と警察の協力を受けて戦闘機の残骸を発見した。捜索隊は前方の操縦席からチェ大尉の遺体を収容した。空軍関係者は「最後の望みにかけているが、パク中尉も死亡したと推定される。夜が明ければすぐに捜索を再開する」と話した。軍消息筋によると、パイロットは非常脱出した跡がないと把握された。現在まで民間の被害は確認されていない。


2006年6月にもF-15K戦闘機1機が東海(トンヘ、日本名・日本海)上で夜間飛行訓練中に墜落し、パイロット2人が殉職した。2016年3月にはF-16D戦闘機1機が墜落したが、パイロット2人は非常脱出し、人命被害はなかった。

空軍は2005年からF-15K(60機)を戦力化した。最大速力マッハ2.35、最高上昇高度1.8キロ、最大離陸重量36.7トンで、空軍の核心戦力に挙げられる。この日の墜落事故で空軍が所有するF-15Kは59機となった。



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