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<サッカー>孫興民「韓国、この程度の準備ではW杯で恥をかくことも」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

孫興民

北アイルランド代表、ポーランド代表との欧州遠征2連戦を2連敗で終えた後、サッカー韓国代表のエース孫興民(ソン・フンミン、トッテナム)が「この程度の準備ではワールドカップ(W杯)で恥をかくかもしれない」と述べ、奮起を促した。

孫興民は28日、ポーランドのホジュフで行われたポーランド代表との強化試合を2-3で終えた後、聯合ニュースのインタビューで「選手たちが最初に2失点したのは問題があるようだ」と話した。

孫興民は「最初の失点はクロスが非常に良く、レバンドフスキの競技力が高いというのもあったが、キック1本でチャンスを作られて決められた2点目はあってはならない場面だった」と指摘した。また、「W杯ではすべて自分たちよりも強いチームであり、このように簡単に失点すれば大きな問題になるだろう」とし「W杯では絶対にあのようなミスをしてはいけない」と強調した。


孫興民は「2失点してから追いついた精神力は良かったが、選手としては結果を出さなければいけない立場であり、2試合とも結果を出せずに終わった」とし「良かった点よりも悪かった点をいろいろと考えなければいけない」と冷静に話した。続いて「良い点は最大化し、悪い点は冷静に受け止めて失敗を減らすことが重要」とし「サッカーは本当に紙一重の差だと考える。自分たちが紙一枚でも不足していると考えなければならず、細かいところ一つまで集中力が重要になる」と語った。

この日、孫興民は前半の序盤、権昶勲(クォン・チャンフン、ディジョン)、李在成(イ・ジェソン、全北)と攻撃の息を合わせ、事実上の1トップの役割をした。孫興民は前半38分に黄喜燦(ファン・ヒチャン、ザルツブルク)が投入されて2トップになると活気を取り戻した。孫興民は後半41分、李昌敏(イ・チャンミン、済州)のミドルシュートをアシストし、その1分後には黄喜燦の同点ゴールの起点となった。

孫興民は「3トップでは自分が孤立する場面が多かった。待たなければならず、出て行って受けるよりも空間を動く役割だった」とし「黄喜燦が動きが良かったので、相手守備の後ろに出ながらスペースを作った」と話した。孫興民は「黄喜燦が入ってくればお互いどういうプレーを好むかが分かる」とし「(2トップ戦術を)もう少し精密にすれば一段階アップグレードできるのではないかと思う」と説明した。

ドイツで長くプレーした孫興民はロシアW杯で対戦するドイツ代表について「ポーランドも間違いなく良いチームだが、ドイツはこれよりも強いということを知らなければいけない」とし「前半戦のようなミスをすれば大変なことになるかもしれない」と改めて強調した。

残り3カ月もないW杯について孫興民は「選手全員がけがに注意する必要がある」とし「みんな肉体・精神的に苦しいはずだが、W杯が近づいているだけに準備をよりいっそう徹底的にしてうまくいくことを望む」と語った。



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