金正日総書記(左)が1989年11月、中国を訪問する金日成当時主席(右)の特別列車に乗って歓送している。80年代後半以降、金日成主席は外交、金正日委員長は内政を主に担当した。(写真=中央フォト)
金正日は父の金日成時代の延長線で、韓日米に対抗する朝中露の三角同盟を維持しようとした。2度の南北首脳会談、米国との94年ジュネーブ合意、2000年米朝共同コミュニケを締結したが、韓米の政権交替で白紙に戻った。日本の小泉純一郎首相とも首脳会談を行ったが、これさえも失敗に終わった。結局、信じられるのは中国とロシアしかなかった。
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