18日、東京・秋葉原にある日本最大の家電販売店ヨドバシカメラ。エスカレーターに乗って上がるとすぐ中央の展示スペースに色とりどりの冷蔵庫と電子レンジが目に入った。大宇電子がインテリア機能を強化して作ったレトロ(復古風)ミニ家電「ザ・クラシック」だった。特色あるデザインと小さなサイズにひかれた日本の消費者が製品を見るのに忙しかった。日本に飛んで行きこのようすを見守った大宇電子のアン・ジュング代表、アン・ビョンドク戦略企画本部長、大有グループのチョサンホ副社長は自信を得て帰国し「日本市場タスクフォース」を構成した。大宇電子が開拓した流通網に大有ウィニアの製品を載せ両社間のシナジーも本格拡大することにした。
◇日本最大の店舗に進出
大有グループが25日に明らかにしたところによると、大宇電子は現地特化製品を掲げて日本の家電市場進出を加速化している。大宇電子日本販売法人は主要家電販売店の扉を叩き続けた末に最近ヨドバシカメラの全店舗と通販サイトへの進出に成功した。ヨドバシカメラは東京・秋葉原に日本で最も大きな売り場を持つ家電量販店だ。大宇電子現地法人は現地家電流通専門会社のテクタイトとの提携を強化する方式で日本市場に合わせた製品を戦略的に進出させるのに成功した。今回の進出を契機に大宇電子の日本国内での取り扱い店舗は前年比2倍以上増加した。
大宇電子のこうした成果はそれなりの意味がある。日本の家電市場は「グローバル家電業界の墓場」と呼ばれるほど参入が難しいためだ。1980年代にサムスン電子とLGエレクトロニクス、大宇電子が現地に進出したが、ソニー、パナソニック、日立、シャープなどの壁を超えることはできなかった。だが大宇電子はあきらめずに日本の家電市場の扉を叩いた。まず現地化とニッチ市場の攻略に注力した。2004年に地域特化製品として開発しヒットした風乾燥機能を搭載した洗濯機が代表的だ。島国の日本は風が強く吹くが、これを活用して脱水機能を向上できないかというアイデアから生まれた製品だ。洗濯機内部に外部空気流入口を設置したことで洗濯槽の遠心力のために風を早く吸収し脱水率が20%以上向上した。
◇ニッチ市場攻略通じた
大宇電子はまた、単身世帯の割合が高く、小さな家屋が多い日本の特殊性を考慮しミニ家電に注力した。2010年から出した80~150Lの小型インテリア冷蔵庫、6~9キロ級一般・ドラム洗濯機、19L電子レンジなどだ。まず日本のオフィステル業界が反応を見せた。2011年から日本最大の賃貸アパートブランドのレオパレスに冷蔵庫と洗濯機、電子レンジを供給し始めた。また、2013年には家電販売店2位だったビックカメラに5.5キロ洗濯機1万5000台を供給したのに続き、コジマ、ケーズデンキ、ヤマダ電機アウレットなどの家電量販店にも販路を拡大した。
オフライン・オンラインをともに攻略する「ツートラック戦略」も稼動した。オンライン・モバイル購入に馴染んだ若い世代を攻略するためだ。昨年日本のオンライン通販1位のアマゾンジャパンでの取り扱いが始まったのに続き、日本最大のインターネット企業の楽天とヨドバシカメラの通販サイトに単独コーナーを開設した。
今回の進出を契機に日本市場の可能性を確認した大有グループは大宇電子の流通チャンネルを活用して大有ウィニアの製品も出すことにした。電子炊飯器「ディムチェクック」、小型冷蔵庫「プラウドS」、スタンド型キムチ冷蔵庫「ママン」、小型キムチ冷蔵庫「プティ」などが主力モデルになる見通しだ。アン・ジュング代表は「現地企業の市場掌握力が大きい地域は文化的特性などを反映した製品で食い込めば消費者の注目を引きブランド認知度を高められる。日本市場に合わせたレトロ製品を持続的に販売するだろう」と話している。
◇日本最大の店舗に進出
大有グループが25日に明らかにしたところによると、大宇電子は現地特化製品を掲げて日本の家電市場進出を加速化している。大宇電子日本販売法人は主要家電販売店の扉を叩き続けた末に最近ヨドバシカメラの全店舗と通販サイトへの進出に成功した。ヨドバシカメラは東京・秋葉原に日本で最も大きな売り場を持つ家電量販店だ。大宇電子現地法人は現地家電流通専門会社のテクタイトとの提携を強化する方式で日本市場に合わせた製品を戦略的に進出させるのに成功した。今回の進出を契機に大宇電子の日本国内での取り扱い店舗は前年比2倍以上増加した。
大宇電子のこうした成果はそれなりの意味がある。日本の家電市場は「グローバル家電業界の墓場」と呼ばれるほど参入が難しいためだ。1980年代にサムスン電子とLGエレクトロニクス、大宇電子が現地に進出したが、ソニー、パナソニック、日立、シャープなどの壁を超えることはできなかった。だが大宇電子はあきらめずに日本の家電市場の扉を叩いた。まず現地化とニッチ市場の攻略に注力した。2004年に地域特化製品として開発しヒットした風乾燥機能を搭載した洗濯機が代表的だ。島国の日本は風が強く吹くが、これを活用して脱水機能を向上できないかというアイデアから生まれた製品だ。洗濯機内部に外部空気流入口を設置したことで洗濯槽の遠心力のために風を早く吸収し脱水率が20%以上向上した。
◇ニッチ市場攻略通じた
大宇電子はまた、単身世帯の割合が高く、小さな家屋が多い日本の特殊性を考慮しミニ家電に注力した。2010年から出した80~150Lの小型インテリア冷蔵庫、6~9キロ級一般・ドラム洗濯機、19L電子レンジなどだ。まず日本のオフィステル業界が反応を見せた。2011年から日本最大の賃貸アパートブランドのレオパレスに冷蔵庫と洗濯機、電子レンジを供給し始めた。また、2013年には家電販売店2位だったビックカメラに5.5キロ洗濯機1万5000台を供給したのに続き、コジマ、ケーズデンキ、ヤマダ電機アウレットなどの家電量販店にも販路を拡大した。
オフライン・オンラインをともに攻略する「ツートラック戦略」も稼動した。オンライン・モバイル購入に馴染んだ若い世代を攻略するためだ。昨年日本のオンライン通販1位のアマゾンジャパンでの取り扱いが始まったのに続き、日本最大のインターネット企業の楽天とヨドバシカメラの通販サイトに単独コーナーを開設した。
今回の進出を契機に日本市場の可能性を確認した大有グループは大宇電子の流通チャンネルを活用して大有ウィニアの製品も出すことにした。電子炊飯器「ディムチェクック」、小型冷蔵庫「プラウドS」、スタンド型キムチ冷蔵庫「ママン」、小型キムチ冷蔵庫「プティ」などが主力モデルになる見通しだ。アン・ジュング代表は「現地企業の市場掌握力が大きい地域は文化的特性などを反映した製品で食い込めば消費者の注目を引きブランド認知度を高められる。日本市場に合わせたレトロ製品を持続的に販売するだろう」と話している。
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