文在寅(ムン・ジェイン)大統領が25日「原子力発電は韓国が米国から導入して自らの技術を開発し、輸出までできるようになった」とし「アラブ首長国連邦(UAE)も同じ道を歩めるように支援する」と話した。国防と防衛産業に対しても「単なる技術移転でなく、共に生産して第3国に進出する方法まで協力する」と約束した。
文大統領はこの日、UAEアブダビ大統領宮で開催したUAEアブダビ首長国のムハンマド皇太子との首脳会談で「原発は両国間の協力を象徴するもので、何よりも重要だ」と明らかにしたと金宜謙(キム・ウィギョム)青瓦台(チョンワデ、大統領府)報道官が伝えた。
文大統領は任鍾ソク(イム・ジョンソク)大統領秘書室長の昨年12月UAE特使派遣で浮上した李明博(イ・ミョンバク)政府時代の「秘密軍事了解覚書(MOU)」締結をめぐる論争に対しても言及した。文大統領は「雑音はあったが、両国間の関係が少しも傷つけられていない」として「むしろ国民の間で両国の国防協力に対する共感が得られ、国防協力をさらに強化できることになった」と評価した。両国首脳は「今後の両国関係を持続・発展させるうえで任鍾ソク室長とハルドゥーン・アル・ムバラク執行関係庁長官が(チャンネルの当事者として)解決していく」ということに意見を一致した。また、両国首脳は外交・国防次官が参加する「2プラス2次官級協議体」の新設にも合意した。青瓦台関係者は2プラス2協議体に対して「提起されている論争に関する議論を進めるための『入口』の性格もある」と説明した。
ムハンマド皇太子は任室長に格別の待遇をした。首脳会談前、任室長に「いかがお過ごしですか(How are you)」と先に挨拶をして両国関係の発展に向けた任室長の役割を称えた。任室長は笑いながら「どういたしまして(My pleasure)」と答えた。
当初、単独首脳会談には両国の外交長官だけが同席する予定だったが、ムハンマド皇太子の要請により、任室長とハルドゥーン長官が共に同席した。両首脳と今後両国関係を率いる当事者が参加した単独首脳会談は予定された15分の3倍程度である43分間行われた。
一方、両国は今回の会談で両国関係を「特別戦略的パートナー関係」に引き上げることで合意した。李明博政府時代である2009年、戦略的パートナー関係が作られて9年ぶりだ。現在、韓国と特別戦略的パートナー関係に合意した国はインド(2015年)、インドネシア(2017年)だけだ。
文大統領は公開発言で「大統領就任後、中東国家では初めてUAEを訪問し、非常にうれしい。皇太子を直接お目にかかり、両国関係の発展について協議できてうれしい」と話した。ムハンマド皇太子は「UAEを大統領の第2の国家だと考えて気楽に過ごしてほしい」と答えた。
両国首脳はこの日、エネルギー・インフラはもちろん、国防・防衛産業・保健医療などで模範的協力関係を構築してきたことを評価し、UAEが推進する脱石油戦略などを考慮して新技術および未来成長産業分野で実質的な協力を拡大していくことで合意した。このため、両国は▼科学・情報通信技術(ICT)の協力▼中小企業および革新▼再生可能エネルギー・エネルギー新産業協力▼特許行政業務自立化への支援▲2020ドバイ博覧会参加契約--など5件のMOUを締結した。
この日、ムハンマド皇太子は会談途中に即席で文大統領に家族と共に私邸を訪問してほしいと求め、予定になかった親交行事が追加されたりもした。文大統領は26日、ムハンマド皇太子とバラカ原発1号機の竣工式に参加する。
文大統領はこの日、UAEアブダビ大統領宮で開催したUAEアブダビ首長国のムハンマド皇太子との首脳会談で「原発は両国間の協力を象徴するもので、何よりも重要だ」と明らかにしたと金宜謙(キム・ウィギョム)青瓦台(チョンワデ、大統領府)報道官が伝えた。
文大統領は任鍾ソク(イム・ジョンソク)大統領秘書室長の昨年12月UAE特使派遣で浮上した李明博(イ・ミョンバク)政府時代の「秘密軍事了解覚書(MOU)」締結をめぐる論争に対しても言及した。文大統領は「雑音はあったが、両国間の関係が少しも傷つけられていない」として「むしろ国民の間で両国の国防協力に対する共感が得られ、国防協力をさらに強化できることになった」と評価した。両国首脳は「今後の両国関係を持続・発展させるうえで任鍾ソク室長とハルドゥーン・アル・ムバラク執行関係庁長官が(チャンネルの当事者として)解決していく」ということに意見を一致した。また、両国首脳は外交・国防次官が参加する「2プラス2次官級協議体」の新設にも合意した。青瓦台関係者は2プラス2協議体に対して「提起されている論争に関する議論を進めるための『入口』の性格もある」と説明した。
ムハンマド皇太子は任室長に格別の待遇をした。首脳会談前、任室長に「いかがお過ごしですか(How are you)」と先に挨拶をして両国関係の発展に向けた任室長の役割を称えた。任室長は笑いながら「どういたしまして(My pleasure)」と答えた。
当初、単独首脳会談には両国の外交長官だけが同席する予定だったが、ムハンマド皇太子の要請により、任室長とハルドゥーン長官が共に同席した。両首脳と今後両国関係を率いる当事者が参加した単独首脳会談は予定された15分の3倍程度である43分間行われた。
一方、両国は今回の会談で両国関係を「特別戦略的パートナー関係」に引き上げることで合意した。李明博政府時代である2009年、戦略的パートナー関係が作られて9年ぶりだ。現在、韓国と特別戦略的パートナー関係に合意した国はインド(2015年)、インドネシア(2017年)だけだ。
文大統領は公開発言で「大統領就任後、中東国家では初めてUAEを訪問し、非常にうれしい。皇太子を直接お目にかかり、両国関係の発展について協議できてうれしい」と話した。ムハンマド皇太子は「UAEを大統領の第2の国家だと考えて気楽に過ごしてほしい」と答えた。
両国首脳はこの日、エネルギー・インフラはもちろん、国防・防衛産業・保健医療などで模範的協力関係を構築してきたことを評価し、UAEが推進する脱石油戦略などを考慮して新技術および未来成長産業分野で実質的な協力を拡大していくことで合意した。このため、両国は▼科学・情報通信技術(ICT)の協力▼中小企業および革新▼再生可能エネルギー・エネルギー新産業協力▼特許行政業務自立化への支援▲2020ドバイ博覧会参加契約--など5件のMOUを締結した。
この日、ムハンマド皇太子は会談途中に即席で文大統領に家族と共に私邸を訪問してほしいと求め、予定になかった親交行事が追加されたりもした。文大統領は26日、ムハンマド皇太子とバラカ原発1号機の竣工式に参加する。
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