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文在寅大統領がUAE訪問…バラカ原発竣工式に出席予定

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

文在寅大統領と金正淑夫人が24日午後にアラブ首長国連邦のアブダビ王室空港に到着した後移動している(写真=青瓦台写真記者団)

文在寅(ムン・ジェイン)大統領が24日、3日間のベトナム国賓訪問を終えて2番目の訪問国であるアラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビに到着した。

文大統領の就任後、中東訪問は今回が初めてだ。UAEは昨年基準で貿易量149億3000万ドルを記録し、中東で韓国の輸出1位、輸入4位の国だ。

文大統領はこの日UAE到着後最初の日程としてグランドモスクを訪問し、ザーイド・ビン・スルターン・アール・ナヒヤーンUAE初代大統領の墓地を参拝した。文大統領が墓地に到着するとすぐに待機中だった任鍾ソク(イム・ジョンソク)大統領秘書室長が文大統領を迎えた。金正淑(キム・ジョンスク)夫人と女性随行員はスカーフをヒジャブのように頭に巻いて車から降りた。


文大統領はモスク観覧を終えた後、芳名録に「大韓民国大統領文在寅」と署名した。

歴代大統領では朴槿恵(パク・クネ)前大統領が2015年3月、李明博(イ・ミョンバク)元大統領は2009年12月にグランドモスクを訪問している。

文大統領は25日、ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン・アブダビ皇太子と首脳会談をする予定だ。会談には任鍾ソク室長が同席する。26日には2009年に受注し韓国企業が作ったバラカ原発1号機建設完了記念行事に参加する。27日にはUAEに派遣された韓国軍部隊訪問も計画している。

文大統領は歴訪前にUAEの通信社WAMとの書面インタビューで「バラカ原発の成功は韓国とUAE共同の成功と言える。今回のUAE訪問期間中にバラカ原発を訪問して両国間の協力の結実を確認し、原子力分野で協力拡大の可能性を確認したい」と話した。

バラカ原発事業はアブダビから西に約270キロメートルの地域に韓国型原発4基を建設するプロジェクトだ。李明博政権時代の2009年に受注し今年末に試運転を控えている。

文大統領は「バラカ原発は両国関係でも真に『バラカ(baraka、神が下した祝福)』の役割をした。韓国のバラカ原発受注を基点に両国は2009年に戦略的パートナー関係を結び、エネルギーと建設プラントなど伝統的協力分野だけでなく、国防、保健医療、文化、政府行政、宇宙協力など全方向に協力を拡大・多角化してきた」と評価した。

文大統領は今回の歴訪で最も成果を期待する分野にも原発を挙げた。彼は「バラカ原発工事は単純な大型工事ではない。韓国としては海外に初めて原発を建設する事業で、UAEとしてはアラブで初めて原発を保有することになった意味を持っている」と話した。



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