贈収賄容疑などで逮捕された李明博（イ・ミョンバク）元大統領が拘置所で最初の週末となる２４日午前に家族と接見したことが確認された。

法務部とソウル東部拘置所などによると、この日李元大統領の二女ら家族が一般接見を申請し拘置所で李元大統領と面会した。これに先立ち２３日午前には李元大統領の長男シヒョン氏と長女のジュヨン氏らが拘置所を訪ねたが面会はできず、領置金だけ預けてきた。拘置所側は接見拒否の理由を明らかにしていないが、シヒョン氏も李元大統領の容疑の一部で「共犯」として調査中のため証拠隠滅の懸念を防ぐためのものと分析される。

午後に李元大統領は広さ１０．１３平方メートルの独房で１人で過ごしたという。週末と休日は弁護人の接見が制限される。


李元大統領の拘置所生活は一般収容者の日程と大きく変わらない。起床時間は午前６時３０分で就寝時間は午後９時だ。食事時間は午前７時、正午、午後５時だ。

東部拘置所の献立表によると、李元大統領は２４日の朝食には牛肉入りワカメスープ、サンマとキムチの煮物、カクテキを食べた。昼食メニューはチョングクチャン、エリンギのオイスターソース炒め、煮豆、白菜キムチだ。

弁護人の接見は平日午前９時から午後６時まで、回数や時間制限なく可能だ。前日にカン・フン弁護士とピ・ヨンヒョン弁護士が李元大統領と約１時間３０分にわたり面会した。一般接見は週末も可能だが１日１回、１０分ほどに制限される。

検察は週末までは李元大統領が安静になれるようにした後、週明けから拘置所を訪ねて対面調査することを検討中だ。