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韓経:【社説】日本は韓国にとって効果的な対中国テコだ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
青瓦台(チョンワデ、大統領府)が昨日、韓国と日本、中国による3国間首脳会談を推進していると明らかにした。5月初めに東京で会談が開かれるという共同通信の前日の報道内容を確認したものだ。会談が実現した場合、4月末と5月中旬にそれぞれ予定されている南北首脳会談と米朝首脳会談の間に韓日中3国首脳間の会合が入ることになる。南北首脳会談直後に開かれる韓半島(朝鮮半島)周辺国との初めての多国間会談という点で、南北および米朝首脳会談に劣らない意味を持つ会合になる見込みだ。

主な議題は南北首脳会談に結果なるだろう。南北首脳会談で北朝鮮の非核化と平和体制への構築に向けた契機ができれば、これを土台にしてさらに進展した議論を進めることもできる。重要なのは韓国がこの会談をどのような機会にしていくかということだ。韓半島問題でいわゆる「パッシング」の懸念が高まった中国と日本はこれまでよりもさらに積極的に対話に臨む可能性が高い。韓国にはこれを最大限に活用する知恵が求められる。

文在寅(ムン・ジェイン)大統領が今回の会談のために東京に行く場合、韓国大統領としては6年5カ月ぶりに日本の地を踏むことになる。3者会談とは別に韓日首脳会談も開かれる見通しだ。長く冷え込んでいた両国だが、北朝鮮問題の解決という共通の関心事を話し合うことになれば、関係改善はもちろん相互理解が一致する接点を探ることもできるはずだ。何よりも日本はTHAAD(高高度ミサイル防衛)問題でギクシャクした韓中関係の改善にとってテコのような役割を果たしてくれる。


日本は北朝鮮問題や対米関係、軍事、通商はもちろん、領土紛争に至るまで中国には無視することができない存在だ。韓日関係が正常化すれば、中国の態度もかなり変化する公算が大きい。実用外交という側面で、韓日中首脳会談は非常に良い機会だ。うまく活用すれば周辺国との関係も改善でき、韓半島問題でも名実共に「運転席」に座れる契機になるかもしれない。



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