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ユニオンスクエアの化粧品通りは「Kビューティー」がアジアを越えて化粧品本場である米国で影響力を拡大しているということを見せるシンボルと言える。Kビューティーは世界で最も大きな市場である米国で一つの文化として位置づけられている。コスメセレクトショップだけでなく、デパートから大型スーパー、コンビニエンスストアまで米国内多くの流通会社で韓国化粧品を販売し始めた。昨年、対米化粧品輸出額は初めて3億ドル(約317憶4757万円)を超えた。2011年ドクタージャルトがセフォラに入店して米国進出の口火を切って6年ぶりだ。
若いニューヨーカーのショッピング街であるユニオンスクエアが「Kビューティータウン」に変わり始めたのは3年前からだ。ここには本来、「MAC(マック)」「N.Y.X(エヌワイエックス)」「Elizabeth Arden(エリザベスアーデン)」など米国化粧品ブランドの店舗が数十年間席を守っていた。乗り換え地域で流動人口が多く、近くにニューヨーク大学とパーソンズ美術大学など学校があって若い層が多いためだ。1週間に4日間伝統市場が開かれ、観光客も多く訪れる。韓国化粧品企業らは米ニューヨーク市場を集中攻略することで商圏の風景も変えた。
ユニオンスクエアだけではない。今年、アモーレパシフィックとLG生活健康両社が米国に新しく入店する売り場だけで300店を超える。LG生活健康は今年、米国セフォラ100カ所にさらにビリーフの売り場を入店させることにした。アモーレパシフィックのイニスフリーは今年ニューヨークだけで単独店舗5店をオープンし、西部地域に1店をさらに開店する。先月には「mamonde(マモンド)」がアルタ・ビューティー200カ所に入った。
この韓国化粧品の消費者は在米韓国人やアジア人だけでない。アモーレパシフィックのセレクトショップである「ARITAUM(アリタウム)」の米国店舗の訪問客のうち30%以上は非アジア系だ。
「化粧品本場」米ニューヨークの真ん中にKビューティータウン(2)
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