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<平昌五輪>団体追い抜き「いじめ騒動」の韓国選手、精神科に入院へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

銀メダルを獲得し、お詫びの意味でクンジョル(韓国伝統のお辞儀)をするキム・ボラム選手。

「いじめ騒動」に巻き込まれたキム・ボルム(25)が心理治療のために大邱(テグ)の総合病院に入院した。横で見守っていた母親のキム・ソンオクさんもショックのため一緒に入院したことが分かった。

キム・ボルムのマネージメント事務所BRAVO&NEWは14日、中央日報の電話取材に対して「キム・ボルム選手が疲弊した心身を個人的に立て直そうと頑張っていたが、病院の助けを借りることになった。相談過程で母親にも治療が必要だとの判断で、一緒に入院した」と伝えた。

キム・ボルムは現在、極度の対人恐怖に陥っている。ソウルの個人病院で相談を受けていたが、状態が深刻だったため、実家のある大邱で治療を受けることにした。母親のキム・ソンオクさんも平昌(ピョンチャン)オリンピック(五輪)当時、江陵(カンヌン)スピードスケート場でキム・ボルムの精神的苦労を見守る中で深く傷ついたことが分かった。キム・ボルムとキム・ソンオクさんは今月12日、大邱の総合病院に入院し、検査結果を待っている。検査結果によって今後の治療計画が決まる。


キム・ボルムはパク・ジウとともに平昌五輪女子団体追い抜き(チームパシュート)準々決勝でチームメイトのノ・ソニョンを置き去りにしてゴールインして非難を浴びた。青瓦台(チョンワデ、大統領府)国民請願掲示板には「キム・ボルムとパク・ジウの国家代表資格剥奪と氷上連盟の処罰を請願する」というコメントが寄せられ、これに60万人以上の人々が賛同した。

その後、キム・ボルムはマススタートで銀メダルを獲得し、「申し訳ない」と言って頭を下げた。キム・ボルムは五輪終了直後の先月末、所属チーム江原(カンウォン)道庁が主催した行事に参加して「今回のことで多くのことを学んだ」と明らかにしていた。だが、心理治療を受けるために結局入院まですることになった。



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