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北朝鮮芸術団・応援団、平昌パラリンピックには不参加

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮が平昌(ピョンチャン)冬季パラリンピック(3月9~18日)に参加する障害者オリンピック委員会代表団4人と選手団20人を来月7日京義(キョンウィ)線陸路を通じて派遣することにした。

南北は27日、板門店(パンムンジョム)北朝鮮側の統一閣で北朝鮮の平昌冬季パラリンピック参加のための実務会談を行ってこのような内容の共同声明文に合意した。

これに先立ち、南北は先月17日、高位級実務会談でパラリンピックに北朝鮮側の人員150人余りが参加することで合意し、これには芸術団と応援団も含まれていた。だが、この日、共同声明文には芸術団・応援団が抜けた。統一部関係者は「すでに平昌冬季オリンピックに芸術団と応援団が来て行ったため、様々な状況を考慮して北朝鮮側から今度は送らないという意思を表明した」と話した。


北朝鮮が冬季パラリンピックに参加するのは今回が初めてであり、1日、国際パラリンピック委員会(IPC)は北朝鮮代表団・選手団が計8人だと発表した。この中で選手は2人でノルディックスキー選手のマ・ユチョル(27)とキム・ジョンヒョン(18)が特別出場権を得て競技に出る予定だ。しかし、この日の会談で北朝鮮は既存の人員以外に選手4人と保護者8人など12人をさらに派遣するという意思を伝えた。統一部関係者は「北朝鮮が追加派遣を提案した選手4人が競技に出場するわけではない」と話した。政府は今後IPCとの協議を経て北朝鮮代表団・選手団の規模を最終確定する方針だ。

関心を集めていたイ・ブンヒ朝鮮障害者体育協会書記長が選手団長として訪韓するかどうかはまだ決まっていない。卓球選手出身であるイ・ブンヒさんは1991年世界卓球選手権大会で玄静和(ヒョン・ジョンファ)さんなどと共に南北合同チームを組んで団体戦で優勝し、韓国では馴染みのある人物だ。この日、会談首席代表には韓国では統一部のイ・ジュテ交流協力局長が、北朝鮮では祖国平和統一委員会(祖平統)のファン・チュンソン部長がそれぞれ出席した。イ局長は午前全体会議の冒頭発言で「北朝鮮側代表団が来て(平昌冬季)オリンピック(五輪)がはるかに豊かになり、全世界に平和と和合のメッセージを伝えるのに大きく貢献したと考える」と話した。

これに対して北朝鮮のファン部長は平昌五輪に対して「民族の地位を高める契機になったと思う」として「志と情が通じる人々の間で悲しみを分ければ半分に減り、喜びを分ければ2倍に大きくなるという言葉がある」と答えた。両側は全ての発言に先立って明るく笑いながら「お会いできてうれしいです」「頑張りましょう」などの挨拶をして握手した。



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