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「また会いましょう」北朝鮮選手団・応援団帰還

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

26日、京畿道坡州市の都羅山南北出入事務所で北朝鮮応援団が手を振りながら出京している。(写真=共同取材団)

平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)に参加した北朝鮮選手団と応援団など代表団が閉会翌日である26日、京畿坡州(キョンギ・パジュ)の都羅山(ドラサン)南北出入事務所(CIQ)を通じて陸路で帰還した。五輪史上初めて南北が合同チームを構成した女子アイスホッケー選手団と、北朝鮮のフィギュアスケートペアで過去最高成績をあげたヨム・テオクとキム・ジュシク選手も含まれた。彼らは45人乗りのバス10台に分けて乗って11時38分ごろ、CIQに到着して出京手続きを踏んでから12時38分に軍事境界線を通過した。統一部のペク・テヒョン報道官はこの日、定例記者会見で「関連貨物は10時ごろ、すでに軍事境界線を通過して北朝鮮へ渡った」と明らかにした。

この日、北朝鮮の朝鮮オリンピック委員会関係者や応援団・選手団・記者団の表情は大体明るかった。南北関係者たちは互いに「ご苦労様でした」「また会いましょう」などの挨拶を交わした。北朝鮮支援要員のハン・ソンウォンさんは「今回の五輪は本当に忘れられない」として「我々が一つであることを実感した。このような機会が頻繁にあってほしい」と話した。朝鮮中央通信記者であるキム・ガングクさんは韓国側取材陣に「すべての競技が記憶に残っている」として「今回は本当に特別だった。特に、(これからも)合同チームをずっと設けてほしい」と話した。

北朝鮮応援団も明るい表情で韓国側取材陣にも比較的自由に感想を述べた。団員らは「家に、祖国に帰るのがうれしい」「我々が言語も血統も同じ『ハンギョレ』ということを感じた」とか「北と南の選手たちが互いに力を合わせて競技で汗を流し、共同応援をしたのが一番意味深かった」などの感想を明らかにした。オ・ヨンチョル応援団長は沈黙を守ったが、表情は比較的に明るかった。


南北合同チームを構成した女子アイスホッケー選手たちは韓国側取材陣の質問に「すべての競技が印象深かった」として「(今度も合同チームは)必ずあるだろう」と感想を述べた。先月、訪韓当時にはかたい表情で沈黙で一貫したこととは違った。フィギュアスケートのキム・ジュシク選手も「熱い声援、ありがとう」という挨拶を残した。ヨム・テオク選手は無表情で沈黙を守ったが、韓国側に手を振りながら挨拶した。

来月9日に幕開けとなる平昌パラリンピックにも北朝鮮は約150人の選手団などで構成された代表団を派遣する。南北は先月9日、高官会談でこのように合意し、27日には関連実務会談が板門店(パンムンジョム)の北朝鮮側にある統一の家で開かれる計画だ。韓国側では統一部のイ・ジュテ交流協力局長を首席代表とする3人の代表団が実務会談に臨む。



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