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<平昌五輪>EXO・CL…平昌最後の夜を熱くしたK-POP

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

K-POPを代表するグループEXOが公演でパフォーマンスを披露している。(写真=オリンピック共同取材団)、2NE1の元メンバーCL(写真下)

平昌(ピョンチャン)を照らしていた平和の炎が消えた。2018年平昌冬季オリンピック(五輪)が25日午後8時、平昌オリンピックスタジアムで開かれた閉会式を最後に17日間の全日程を終えた。この日の閉会式は「The Next Wave」をテーマに「伝統」と「先端」の果敢な融合にチャレンジした場でもあった。時代と世代、時間と空間を越えてすべてのものが調和しながら共存しようという平和のメッセージに「融合」というキーワードが光った。

「融合」というメッセージは美術や音楽など公演全般を通してきらめいていた。閉会式の1つ目の公演「調和の光」は弦楽器コムンゴの雄壮な響きと西洋のエレキギターが一つになった。江原道華川(カンウォンド・ファチョン)出身の13歳のギタリスト、ヤン・テファンくんがヴィヴァルディの『四季』の冬を演奏し、国楽をベースにさまざまなジャンルをこなすバンドJambinaiが登場して演奏を披露した。

開会式で話題を集めたドローンショーも再現された。選手団の入場が終わった後、今大会の公式マスコット「スホラン」が夜空を飾った。数十機のドローンのライトの点で描かれたスホランが徐々にハートの形に変わっていくと、客席からは歓声が上がった。


「記憶の旅程」をテーマにした意味ある行事もあった。2016年リオデジャネイロ夏季五輪の時に始まった追慕の舞台だ。オリンピックの準備中に命を失ったオリンピアンを賛えるこのパフォーマンスではカメとタンポポの綿毛を登場させ、タンポポの種を象徴する光の粒子を幻想的な色彩で表現した。新人類の希望を表現した「新しい時間の軸」は閉会式の舞台をメディアアートと現代舞踊を融合させた公演で閉会式場を巨大なキャンパスに変えた。

中国の映画監督チャン・イーモウ(張芸謀)が演出した2022年北京五輪を紹介する映像「北京8分」も目を引いた。習近平国家主席は映像を通じて歓迎メッセージを伝えた。中国の伝統要素は最小化して先端デザインを強調した。2022年第24回冬季五輪を象徴する24人の俳優が中国を象徴する2頭のパンダとともに登場し、各種冬季五輪競技を形象化した。

今回の閉会式行事は韓流スターの祝賀公演でピークを迎えた。アイドルグループ2NE1(トゥエニィワン)の元メンバーCLと、ボーイズグループのEXO(エクソ)がステージに登場してK-POPの底力を見せた。CLは情熱の象徴であるたいまつをモチーフにした『THE BADDEST FEMALE』に続き2NE1のヒット曲『I AM THE BEST』を歌って選手団と観衆の合唱を誘いステージを盛り上げた。

子供のころ時からジャズダンスとバレエを習ったEXOのカイは伝統衣装を着て登場し、ドラのリズムと電子ドラムのビートに合わせて舞踊を披露した。その後、四輪自動車に乗って登場したEXOメンバーはヒット曲『Growl』を熱唱した。エレクトロニックダンスミュージック(EDM)で編曲された『Power』になると雰囲気は最高潮を迎えた。

最後は開会式の主人公だった5人の子供たちが飾った。子供たちが最後の挨拶をすると聖火は消えたが、EDMが流れてステージはパーティ会場に変わった。韓国DJのレイドゥン(Raiden)とオランダ出身DJマーティン・ギャリックスがボリュームを高めると開・閉会式の出演陣全員と選手団が舞台に降りてきて音楽を楽しんだ。大会期間中、多くの人々から親しまれたマスコットのスホランはもちろん、開会式で注目された人面鳥も再登場し、大きな盛り上がりを見せた祭りを締めくくった。



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