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【社説】ペンス-金与正会合の白紙化…これからがさらに重要だ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
文在寅(ムン・ジェイン)政府がマイク・ペンス米副大統領と金与正(キム・ヨジョン)北朝鮮労働党第1副部長の会合を斡旋して成功直前まで進めたが、最後に北朝鮮側の拒否で会合2時間前に失敗に終わったとワシントン・ポスト(WP)が20日、報じた。今まで知らされたこととは正反対のことが水面下で進められていたわけだ。WPは米中央情報局(CIA)が1月下旬に北朝鮮側がペンス副大統領との会合を望むという話を聞いて議論が始まり、2日ドナルド・トランプ大統領とペンス副大統領、ハーバート・マクマスター国家安保補佐官などごく少数の人員だけが参加した会議で米朝会談をすることに決めたという機密級内容まで伝えた。ペンス副大統領の表面に現れた平昌(ピョンチャン)の歩みとは全く違う決定だった。

与党の要人は韓国政府が金与正副部長の訪韓決定を1月中にすでに知っていたという事実を中央日報に公開した。「金与正氏の訪韓」を輪にして水面下で米朝対話の仲裁に出たということだ。ペンス副大統領と金与正氏は土曜日である10日午後、青瓦台で会合する予定だったという。政府は秘密維持に極度に気を遣う米朝要請を受け入れてセキュリティーを維持できる「居間」(青瓦台)を会談場所として提供することにした。この日、青瓦台には文大統領と金与正氏など北朝鮮特使団の昼食会があった。北朝鮮が突然に立場を変えなかったら北核問題の局面を変えることができる米朝対話に南北首脳会談の議論が同時に実現するところだった。

「米朝対話=非核化対話」だ。文大統領は18日、記者会見で南北首脳会談に関連しては「井戸の周りでおこげを探すようなもの(せっかちを諌めるという意味)」と速度調節論を提起し、「米朝間に対話が必要だという共感が少しずつ高まっている」とした。米朝対話が成功寸前まで進められたということを念頭において話したものと見える。この席で文大統領は「南北対話が米国と北朝鮮の『非核化対話』につながることを待っている」という点を明確にした。ペンス氏も米朝会談が実現すれば非核化を強調しようとしたとWPは伝えた。非核化に対する韓米の基本立場を知っているはずの北朝鮮が対話テーブルに出てこようとしたという事実は注目する必要がある。


だが、時間があまり残っていない。平昌(ピョンチャン)外交戦ももう最終段階に入っている。23日、トランプ大統領の長女・イバンカ氏が平昌冬季五輪閉会式(25日)に参加するために3泊4日間の日程で訪韓する。北朝鮮も崔竜海(チェ・ヨンヘ)級を団長にする高官代表団を閉会式に再び派遣する可能性がある。

水面下で先に米朝対話の意思を見せたが白紙化した北朝鮮であるだけに、もう一度自らが前向きな信号を送る必要がある。北朝鮮に抑留中であるキム・ドンチョル牧師など韓国系米国人3人を送還するのも米朝対話を始める一つの方法になるだろう。



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