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韓国、スイスと通貨スワップ…日本など6大基軸通貨国と間接ネットワーク

ⓒ 中央日報日本語版

韓国銀行の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁

韓国銀行(韓銀)の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁が20日にスイス・チューリッヒで行われる韓国-スイス通貨スワップ契約署名式に出席する。

韓銀は今月9日、スイス中央銀行と11兆2000億ウォン(約1兆1200億円、100億スイスフラン)規模の3年満期通貨スワップ協定を結ぶことで合意した。米ドルに換算すれば約106億ドル。

米国・ユーロ・英国・カナダ・スイス・日本の6大基軸通貨国は常設通貨スワップネットワークを形成しているが、韓国が昨年11月のカナダに続いてスイスとも通貨スワップ協定を締結することで、間接的にネットワーク効果を得られることになった。


韓国は昨年初め、豪州と通貨スワップ契約を延長して規模を2倍に拡大し、10月には中国と満期を延長した。カナダとは無限度・無期限常設契約を結んだ。

しかし日本とは通貨スワップ交渉再開に関する協議がない状況だ。韓国と日本は2001年に初めて通貨スワップ契約を締結し、2011年には700億ドルまで規模が拡大したが、2012年8月に李明博(イ・ミョンバク)元大統領が独島(ドクト、日本名・竹島)を訪問したことで韓日関係が悪化し、2015年2月に完全に終了した。2016年末に韓日間で協議があったが、2017年1月に釜山(プサン)日本領事館前に慰安婦少女像が設置されたことを受け、日本側が一方的に交渉を中断した。



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