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【社説】危機の韓国自動車産業救う「チームコリア戦略」が必要だ(1)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版
先月米ラスベガスで開かれた消費者家電見本市CESでは自動車見本市を思わせるほど多くの自動車関連技術が競い合った。自動運転車、知能型自動車など情報通信技術(ICT)と自動車の融合・複合化はCESの主要テーマだった。自動車はこのように第4次産業革命の超連結・超知能技術が具体的に適用され具現される中枢産業として注目されている。自動車産業は近い将来の韓国収益源となる核心産業のひとつということだ。

しかしいま韓国の自動車業界の現実は憂鬱だ。韓国GMの群山(クンサン)工場閉鎖決定はすでに予想可能だった、腐るだけ腐った患部が一部はじけたものにすぎない。さらに大きな問題は韓国の自動車産業の競争力全般の退潮現象だ。2016年世界自動車生産順位5位をインドに渡し6位に押し出されてから昨年にはインドとの格差がさらに広がり、7位のメキシコもあごの下まで迫ってきた。韓国は10位圏内の国で唯一2年連続マイナス成長をした。

これだけではない。いま世界の自動車業界は未来自動車への大転換期を迎えている。だが韓国の業界の準備は不十分だ。これがもっと大きな心配事だ。自動車産業の市場と技術、核心競争力の中心が移動しているので備えなければならないという指摘はすでに2010年代初めから出続けてきた。IT融合・複合技術で作るスマートカーとグリーンカーへの市場転換、内燃機関エンジン車からバッテリーとモーターで駆動される電気化の流れ、各国の燃費規制にともなう車体軽量化に向けた非鉄金属と合成樹脂の車体開発など、具体的な課題も提示された。産業構造も既存の機械部品製作と組み立てから、IT・ソフトウェア・先端素材中心に急速に変わり、関連企業との協力と政府のスマートインフラ形成に向けた支援など対案もあふれた。実際に主要国の自動車業界はこの方向へと素早く事業再編を推進している。(中央SUNDAY第571号)

【社説】危機の韓国自動車産業救う「チームコリア戦略」が必要だ(2)

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