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<平昌五輪>英国IOC選手委員、暴言・暴行…結局、平昌から退去

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
英国国際オリンピック委員会(IOC)選手委員が平昌(ピョンチャン)で警備員を暴行し暴言を浴びせて逃げたものの、結局平昌(ピョンチャン)から退去させられた。

15日(現地時間)英国日刊紙ガーディアンによると、英国IOC選手委員であり国際ボブスレー・トボガニング連盟副会長のアダム・ペンギリー氏(41)はこの日(日本時間)午前8時40分ごろ、2018年平昌冬季五輪・パラリンピックのメインプレスセンター(MPC)駐車場近隣で、現場を案内した警備員に暴言を浴びせて30メートル余りを引きずった後、転倒させた。

この警備員はペンギリー氏が歩行路ではなくバス通行路に入ろうとしたため、道を案内している途中だったという。被害者の警備員はKBS(韓国放送公社)とのインタビューで「私が(別の道に)誘導しているのに、この人が私の話に応じず『XXコリア』と言いながら私を押し退けた」と説明した。


ペンギリー氏は警備員に「上部に報告して韓国で働けないようにしてやる」と脅迫までした後、別の建物に走り去った。

IOCは真相調査の結果、これが事実であることを確認した後、遺憾を表明してペンギリー氏を平昌から退去させた。

IOC側は「IOCはペンギリー委員に謝罪するよう求めた」としながら遺憾を表明した。IOC倫理委関係者も「重ねて韓国当局と警察に大きな慰労と感謝を伝える」としながら「ペンギリー委員は直ちにオリンピックと韓国から離れる」と伝えた。

ペンギリー氏は2009年世界選手権大会で銀メダルを獲得し、2006年トリノ五輪と2010年バンクーバー五輪にも出場した英国の元スケルトン選手だ。バンクーバー五輪でIOC選手委員に選ばれたペンギリー氏は今月25日、任期が満了する。



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