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<平昌五輪>「私たちは一つ」叫んだ北応援団…観覧席の歓声は分かれた(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
今月10日夜。平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)女子アイスホッケー南北合同チームとスイスの競技が開かれた江陵(カンヌン)関東(クァンドン))ホッケーセンター。ここはスポーツと政治、同質感と異質感が交差した。

試合前に赤の上下の運動服を着た北朝鮮応援団約100人は観覧席に分かれて座った。そのうち1人は、記者に鈴のような声で「必ず勝ちます」と話した。北朝鮮応援団は節度のある群舞を繰り広げて「私たちは一つだ」と叫んだ。文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正淑(キム・ジョンスク)夫人は、金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮労働党委員長の妹である金与正(キム・ヨジョン)党中央委員会第1副部長と共に観覧席で応援した。

競技場を満たした3600人余りのうち、半分は「私たちは一つ」を叫んで北朝鮮応援団に呼応した。だが一方の半分は押し黙っていた。チョ・ジェグさん(46)は「南北が同じ空間で一緒に応援できてうれしい」と話した。反面、キムさんは「合同チームが構成される前にチケットを購入したが、北朝鮮の応援がわざとらしくて居心地が悪い」と話した。


この日、韓国ヒップホップグループのDynamic Duo(ダイナミックデュオ)が休憩時間に公演を繰り広げた。北朝鮮応援団はタンバリンを叩いて応援した。文化的な違いが感じられた。北朝鮮応援団は男性の顔のお面を取り出して応援したが、一部の韓国メディアがこれを「金日成(キム・イルソン)のお面」と報じて物議をかもした。これを受けて統一部は「事実ではない」と釈明したりもした。

リンク上で南北選手たちは「KOREA」と統一旗(韓半島旗・朝鮮半島旗)が描かれたユニホームを着て「一、二、三。チームコリア!」を叫んで試合を始めた。だが、計35人(韓国23人、北朝鮮12人)のうち、エントリーに入ることができなかった韓国の選手4人は「防具」を着ることができないまま観覧席で試合を見守らなければならなかった。そのうちのある選手の家族は記者のインタビュー要請に不快感を表してこれを断った。



<平昌五輪>「私たちは一つ」叫んだ北応援団…観覧席の歓声は分かれた(2)


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