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平昌で32人がノロウイルス感染…経路不明

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
開幕を2日後に控えた平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)の選手村で「ノロウイルス」感染者が発生した。平昌冬季五輪期間の秩序維持業務を担当する警備員21人がノロウイルスに感染したのに続き、外国人のメディア関係者3人を含む11人も追加で感染が確認された。

平昌オリンピック組織委員会は7日、「ノロウイルス感染の疑いがあった警備員41人のうち21人の感染が確認された」とし「ポリクリニックなど患者監視システムを通じて患者の申告を受けて確認した結果、追加で11人からノロウイルス陽性反応が出た」と明らかにした。

保健当局によると、11人はアルペンシアリゾート内のメインプレスセンター(MPC)勤務者という。うち8人は警備員など韓国人で、3人は海外メディア関係の外国人と確認された。韓国食品医薬品安全処の関係者は「外部で食事をしてノロウイルスに感染した人により、人から人へと感染したとみている」と話した。


4日晩から腹痛・嘔吐・下痢などノロウイルスの症状が表れた警備員41人はすべて江原道平昌郡ホレブ五台山(オデサン)青少年修練館を宿舎として使用していた。疾病管理本部など保健当局はこの宿舎の利用者1025人を対象に面談調査とノロウイルス反応検査をした。その結果、41人のうち21人から陽性反応が出た。21人は病院の治療を受けて隔離中で、現在は健康状態が良好だ。残りの利用者は症状によって宿舎を区分して隔離中で、検査の結果が出ればすぐに業務復帰など措置を取る計画だ。

感染経路はまだ確認されていない。当初は宿舎の地下水の汚染が提起された。しかし食品医薬品安全処と環境部が調理用水と生活用水を検査した結果、ノロウイルスは検出されなかった。疾病管理本部は地下水と調理従事者、食品などに対する調査を進めている。

ノロウイルス感染症はノロウイルスに汚染した食物や水を摂取して感染する。感染患者との接触により人から人に感染することもある。感染した場合、1、2日以内に嘔吐、下痢などの症状が出て、腹痛、悪寒、発熱などの症状が表れたりもする。



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