「スピードスケート女帝」を地位をかけて李相花と競う小平奈緒(32、日本)が江陵(カンヌン)で最初の練習を終えた。4日に江原道の襄陽(ヤンヤン)国際空港に到着した日本選手団と共に入国した小平は、入村翌日の5日にスケート靴を履いて氷上に立った。この日午後、江陵スピードスケート競技場に来た小平は40分間ほど練習して氷の質を確認し、競技感覚を引き上げるなど、五輪チャンピオンに向けて着実に準備する姿だった。小平は男子選手たちと共にリンクを回った後、スタートとスパートなどを点検し、練習後には取材陣の質問に明るい笑顔で答えた。
「(競技場が)すごく暖かくて体も動かしやすい。氷もしっかりしているのでコントロールが利きやすい」と江陵スピードスケート競技場の印象を伝えた小平は「バンクーバー五輪の会場とすごく似ている」と言いながら微笑んだ。