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【コラム】北朝鮮が平昌オリンピック前日に不参加を宣言したら?(1)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版
南北が高官会談で女子アイスホッケー合同チームや文化行事、大規模な訪問団、軍事ホットライン再開通などの合意を引き出したのは良いことだ。しかし依然として注意が必要だ。

今回の会談は、金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮労働党委員長が新年の挨拶で「平昌(ピョンチャン)オリンピック(五輪)に代表団を派遣する用意がある」と話したことから始まった。一部ではこれを南北緊張緩和のシグナルとみている。だが、北朝鮮が指向する政治体制が連邦制という点を念頭に置く必要がある。北朝鮮式の連邦制は、南北が現在の体制を維持したまま統合する方式だ。北朝鮮エリートは自分たちを危険にさらす準備はできていない。彼らは個人的にも政治的にも前例のない圧迫を受けている。2014年、国連北朝鮮人権調査委員会報告書は北朝鮮エリートのうち相当数が国連安全保障理事会制裁決議案違反で国際司法裁判所の提訴対象である点を思い出させたことがある。彼らは心理的に非常に萎縮しているだろう。

北朝鮮は今回の会談を経済的・政治的問題を解決するための方法とみているようだ。金正恩の新年の挨拶がほとんど北朝鮮内の経済問題に割愛されたことからも分かるように、北朝鮮は国連の経済制裁と圧迫を懸念している。ホワイトハウスに近い米国主要人物は、ドナルド・トランプ大統領が北朝鮮に対する軍事的行動を実行に移す可能性を30%程度と見ている。金正恩委員長は新年の挨拶で「米国は決して私や我が国を相手に戦争を仕掛けることはできない」と豪語したが、懸念しているのは明らかだ。


それでも北朝鮮はこのような問題に対して米国と直接対話することは避けている。米国は米朝間トラック2(民間チャネル)対話を通じて北朝鮮が交渉テーブルに核プログラムをのせるのを避けようとするなら、制裁緩和問題を議論する意思がないものだと明確にしている。これは米国がすでに繰り返し強調してきたことだ。それでも米国が掲げた条件で米国と交渉するなら、平壌(ピョンヤン)としては屈服したことになりかねない。これは平壌政権が避けてきたことだ。

北朝鮮は中国との対話も避けている。すでに長きにわたって中国を無視してきた。中国の6カ国協議首席代表である孔鉉佑・外務次官(外交部副部長)はいまだに北朝鮮を訪問したことがない。彼は北朝鮮を訪問しない理由について、先月26日「(問題が)複雑なため」と述べた。中国の習近平国家主席の北朝鮮特使だった宋涛・中国共産党対外連絡部部長が昨年11月に北朝鮮を訪問した時、金正恩は彼に会うこともなかった。中国が制裁緩和の条件に核ミサイル開発を中断するよう要求することを北朝鮮は知っている。(中央SUNDAY第569号)



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