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玄松月氏が到着したソウル駅で北朝鮮国旗の火刑式

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

保守団体のメンバーが22日、ソウル駅で北朝鮮国旗の火刑式を行っている。

北朝鮮の玄松月(ヒョン・ソンウォル)芸術団団長ら事前点検団は、訪韓2日目である22日、再びソウルに戻った。

この日、玄団長がKTXに乗ってソウル駅に到着する時、大韓愛国党のチョ・ウォンジン代表ら保守団体50人余りのメンバーは、北朝鮮の国旗と金正恩(キム・ジョンウン)氏の写真の「火刑式」を行った。

チョ代表はこの日、玄松月北朝鮮芸術団事前点検団がソウル駅を離れた後に記者会見を行って「困難の末に誘致した平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)が北朝鮮の体制を宣伝している」とし「現状況に対して大韓民国愛国国民を代表して反対の立場」を明らかにした。


チョ代表は続いて「大韓民国のアイデンティティであり象徴である太極旗をなくし、国籍不明の朝鮮半島旗を登場させ、北朝鮮応援団と北朝鮮の馬息嶺(マシクリョン)スキー場で共同訓練をするというのは、江原道(カンウォンド)民と平昌住民の汗と努力を水の泡にしようとするもの」とし「平昌五輪が平壌五輪になっている」と非難した。

記者会見を終えた参加者は北朝鮮の国旗と北朝鮮労働党委員長の写真に火をつけ、これを制止しようとした警察ともみ合いになった。

一方、玄松月三池淵(サムジヨン)管弦楽団団長が率いる北朝鮮芸術団事前点検団は、訪韓2日目の22日、ソウルの公演会場を見学するための日程に入った。

前日に訪韓し、江原道江陵(カンヌン)を先に訪れた玄団長ら事前点検団は、この日午前にKTX臨時列車を利用して江陵を出発し、ソウル駅に到着した後は蚕室(チャムシル)に向かった。玄団長一行のために臨時編成された同列車には、一般の乗客は搭乗しなかった。

玄団長は列車から降りると、日程などについての取材陣からの質問には一切答えずに、足早に移動してバスに乗り込んだ。



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