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<平昌五輪>「アイスホッケー、選手交代も戦術…北選手と呼吸合うか疑問」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

都鍾煥・文化体育観光部長官が17日午前、忠清北道鎮川郡(チュンチョンブクド・ジンチョングン)の鎮川国家代表選手村を訪問し、アイスホッケートレーニング場で女子アイスホッケー代表チームのハン・スジン、ハン・ドヒ選手らと言葉を交わしている。(写真=青瓦台写真記者団)

李洛淵首相(写真=中央フォト)

「政府関係者がアイスホッケーを1試合でもしっかりと通して見たことがあるのか疑問だ」

最近、韓国アイスホッケー界の関係者の口から数えきれないほど聞く言葉だ。李洛淵(イ・ナクヨン)首相と都鍾煥(ト・ジョンファン)文化体育観光部長官が15日と16日、「2018年平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)に韓国・北朝鮮女子アイスホッケー単一チームを構成するのに何ら問題はない」という立場を表明したことに伴った反応だ。中央日報は2人が提示した根拠についてファクトチェックを行ってみた。実業チーム関係者のA氏、アイスホッケー業界関係者のB氏、某男子チームC監督から助言を得た。取材源の要請により実名は明らかにしない。

都長官は「韓国選手が排除されることはない。韓国選手23人はそのまま維持してプラスアルファ(α)を議論するもの」と述べた。A氏は「他の国との公平性の観点から外れる。韓国と同じ組に属しているスイスは、すでに『エントリーの増員は不公正だ』と反発している。日本が理解してくれるかどうかも未知数」とし「仮に合意が成立してエントリーが増えても、競技当日の出場エントリーは22人のまま維持される。結局、韓国選手のうちプレーできないか出場時間が減る選手が出ることは避けられない」と指摘した。


李首相は「選手が競技全体を通してプレーするのではなく、1~2分毎に交代しながらプレーしている。北朝鮮選手が韓国選手のクォーターを奪うのでなく、選手団の規模が大きくなるということで協議できるのではないか」と主張した。

これについてB氏は「衝突が多くで体力の消耗が激しいアイスホッケーはフィールドプレーヤー5人が4組(1~4ライン)に分かれて交代して50秒ほどプレーして交替していく。ペナルティキリング(数的劣勢)状況で2分は絶対にプレーすることはできない。種目の特性を知らないがゆえの発言」と指摘した。B氏は「毎回5人をまるごと交替するのではなく、ポジション別に変えているとラインが混ざるときがある」とし「大会開幕を約20日後に控え、組織力を育てることができるかも疑問」と付け加えた。

李首相はまた「韓国の選手たちも(北朝鮮選手の追加に)大きな被害意識はなく、むしろ戦力強化の良い機会と考える雰囲気があると聞いた」と述べた。今月12日、代表チームのフォワードであるハン・スジン(30)にメッセンジャーを通じて「単一チームを推進していることは聞いたか」と尋ねると「またですか? たった今(現地トレーニングを終えて韓国に)到着したばかりで、寝耳に水です。短くて5年、長くて10年間、オリンピックだけを見てやってきた選手たちの努力が無駄になるようで残念です。静かだったのに、また出てきましたね」という返信を送ってきた。政府が単一チームの推進を発表した時刻、選手たちは米国の現地トレーニングを終えて帰国の途についていたときだった。



<平昌五輪>「アイスホッケー、選手交代も戦術…北選手と呼吸合うか疑問」(2)


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