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青瓦台が韓日米安保首長会談を遅れて公開、なぜ?

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

鄭義溶(チョン・ウィヨン)青瓦台国家安保室長

韓日米の国家安全保障トップが先週末、米サンフランシスコで非公開会談をしたと、青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者が17日伝えた。この関係者によると、鄭義溶(チョン・ウィヨン)青瓦台国家安保室長、マクマスター国家安全保障担当大統領補佐官、谷内正太郎国家安全保障局長が13、14日に2回の会談を行った。

3人が米サンフランシスコで非公開会談をした事実が伝えられたのは今回が2回目。鄭室長とマクマスター補佐官、谷内局長は昨年8月末にもサンフランシスコで非公開会談をし、北朝鮮の挑発に対する韓日米の連携について話し合った。非公開会談直前の昨年8月初めには、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)級発射挑発への後続対応について議論するため1時間10分ほど最初のビデオ会談を行った。

今回の会談はNHKと米ニュースサイト「アクシオス」の報道で知られた。NHKは米国を訪問中の谷内局長がマクマスター補佐官に会い、北朝鮮の最近の動向と韓半島(朝鮮半島)情勢について意見を交わしたと15日、報じた。また、北朝鮮が挑発的で威嚇的な行動を自制して非核化のための会談に出てくるよう最大限の圧力を加えることで米国と日本が協力していく方針を再確認したと伝えた。


続いてアクシオスは16日、マクマスター補佐官が谷内局長および韓国の関係者らとも会談したと報じた。アクシオスは「会談では、北朝鮮が再開した(南北)対話が一種の関心をそらすためのう回路であり、北朝鮮の断固たる核兵器追求にはいかなる影響も及ぼさないということに同意した」とし「北朝鮮に対してよりいっそう一致した圧力を加える必要性についても意見を共有した」と伝えた。

こうした報道に対し、青瓦台関係者は17日、「鄭義溶室長が韓日米3カ国NSC室長に出席した」とし「非公開会談であり、内容を知らせることはできない」と述べた。青瓦台が会談内容への言及を控えたのは、北朝鮮の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)参加をきっかけに形成された南北対話局面で対北朝鮮圧力の連携が浮き彫りになることに負担を感じたためだという指摘が出ている。



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