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韓国首相「われわれが太極旗持てば北朝鮮が北朝鮮国旗持つだろう」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
李洛淵(イ・ナクヨン)首相が「われわれが太極旗(韓国国旗)を持てば北朝鮮が人共旗(北朝鮮国旗)を持つだろう。そうしたことが総合的に考慮された」と統一旗を持たなければならないとの立場を明らかにした。

李首相は16日に首相公館で新年記者団昼食懇談会を開き、「韓国は太極旗を持つのに北朝鮮に何も持つなと言うのは(難しい)」としてこのように話した。

彼は「選手団入場の最初の場面に大型太極旗が入る。それを知らずにいるのか、知っていて無視しているようだ。各国選手団が入場し、主催国のため最後に入場する時に統一旗を持つということ」と指摘した。彼は「そうした形で南北合同入場を7回した」として前例を強調したりもした。


女子アイスホッケー種目と関連した議論でも「平昌(ピョンチャン)冬季五輪で女子アイスホッケー南北合同チームを構成することが韓国選手たちの機会を剥奪するのではない」と一蹴した。彼は「アイスホッケーは選手たちが競技時間全体に出場するのではなく1~2分ずつ交代する。北朝鮮選手が韓国選手のクォータを奪うのではなく選手団規模が大きくなることで協議中」と話した。

合同チーム構成が韓国選手の機会を剥奪するという議論に対しても「女子アイスホッケーがメダル圏にいるのではない。韓国チームは世界ランキング22位、北朝鮮は25位だ。韓国チームは五輪で1~2回でも勝つことを当面の目標にしているという」と指摘した。彼は「北朝鮮選手の中で技量が優れた選手何人かを追加し1~2分ずつ一緒に出場することにより戦力が強化されることを選手たちも受け入れるものと聞いた」と主張した。

李首相は今回の平昌五輪での北朝鮮との共助に対し繰り返し強調した。彼はまず「過去の合同チーム構成や合同入場の時より相対的に懸念が大きいのは核ミサイルを高度化している北朝鮮だからだと理解している」と世間の懸念を認めた。続けて「そんな北朝鮮なので対話のルートを確保することがさらに緊要なこともある。そこで得られるものは無形でも大事だ」とした。

李首相は「こうしたことを国民が理解できるだろうと考える」と説明した。続けて「対話自体が断絶した状態で平昌五輪を行えばどうだったか。そうしたことと比較すれば北朝鮮の参加とそれに伴う問題は受け入れられないかと考える」と付け加えた。





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