韓国政府は平昌五輪に北朝鮮が派遣する選手団と応援団の規模などを議論する次官級実務会談を12日に提案した。これに対し北朝鮮は13日に韓国側に通知文を送り、五輪を契機とした芸術団派遣に限定した実務接触をしようと逆提案し、韓国政府はひとまずこれを受け入れた。だが北朝鮮は統一部が提案した実務会談開催に対しては14日まで無回答のままだ。そして北朝鮮は国営朝鮮中央通信と朝鮮中央テレビを通じ、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の新年記者会見をめぐり「間抜けな詭弁」「秋のカッコウのような(季節外れ)話」「とげのある陰湿で凶悪な悪舌一色」という表現を動員して非難した。また「冬季五輪に参加するわれわれの代表団を乗せた列車やバスもまだ平壌にいるということをわからなければならない」と主張した。ただメディアは文大統領の名前は出さず「南朝鮮当局者」とした。
北朝鮮が芸術団派遣を先に提案して国営メディアを通じて圧力レベルを高めるのは、今回の会談の主導権を自分たちが掌握するという意図が背景にあると分析される。東国(トングク)大学北朝鮮学科のコ・ユファン教授は「北朝鮮が芸術団公演など『プラスアルファ』を通じ世界の耳目を独占しようとする意志がうかがえる。対南攻勢まで高めているのは主導権を握るという意味」と話した。高麗(コリョ)大学のナム・ソンウク行政大学院長は「北朝鮮が平昌では助演でなく主演の役割をするという意志」と話した。
北朝鮮が芸術団派遣を先に提案して国営メディアを通じて圧力レベルを高めるのは、今回の会談の主導権を自分たちが掌握するという意図が背景にあると分析される。東国(トングク)大学北朝鮮学科のコ・ユファン教授は「北朝鮮が芸術団公演など『プラスアルファ』を通じ世界の耳目を独占しようとする意志がうかがえる。対南攻勢まで高めているのは主導権を握るという意味」と話した。高麗(コリョ)大学のナム・ソンウク行政大学院長は「北朝鮮が平昌では助演でなく主演の役割をするという意志」と話した。
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