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孤独な君主のモノドラマ…金正恩委員長のテレビ演説政治(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

孤独な君主のモノドラマ…金正恩委員長のテレビ演説政治

北朝鮮のカラーテレビ放送は韓国より6年早い1974年に始まった。住民統制と金日成(キム・イルソン)一家の偶像化、宣伝・扇動にテレビが役に立つことを早くから看破した結果だ。国際社会がインターネットとユーチューブ映像、モバイルなどに移っているが、依然として北朝鮮の中心メディアはテレビだ。毎年1月1日に2500万人の北朝鮮住民をテレビの前に座らせる視聴率1位の番組がある。金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の「新年の辞」放送だ。労働党70年の統治を経て蓄積された宣伝・扇動ノウハウの結晶体である金委員長のテレビ演説の中に入ってみよう。

モノドラマだった。テレビのカメラアングルの中に登場した金正恩委員長は独りであり、5、6歩ほど歩いて演壇に立った。7個のマイクが並んで主人公を迎えた。赤い労働党旗が立てられていて、演壇と背景には労働党を象徴するマーク「筆・槌・鎌」が見える。画面に少しだけ映った雪に覆われた建物の写真は、ここが平壌(ピョンヤン)中区域蒼光洞(チャングァンドン)の朝鮮労働党中央委員会庁舎であることを表す。金正恩労働党委員長の執務室だ。金委員長の2018年の「新年の辞」テレビ演説放送はこのように始まった。

国営朝鮮中央テレビで中継された「新年の辞」放送は、平壌時間で1日午前9時(北朝鮮はソウルより30分遅い「平壌時」を採択)から30分間続いた。1万3000字分量で、A4用紙10ページ分だ。ここには「国家核武力完成」という金委員長の主張、米国本土を打撃する核ボタンが自分の机上に置かれているという脅迫、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)に代表団を派遣するから「南北関係」を正常化しようという対南融和攻勢が含まれていた。対北朝鮮制裁で「類例のない厳しい挑戦」が近づいたという切迫感と「不純敵対分子」を探せという注文もあった。一種の施政演説ということだ。


演説中、金委員長のほかに画面に登場した人物はいなかった。労働党と内閣・軍部の核心はもちろん、兄をそばで世話する妹の金与正(キム・ヨジョン)氏も同じだ。演壇の下に多くの聴衆がいるような雰囲気が演出されているが、虚構だった。テレビ演説の録画を担当した宣伝扇動部のカメラとごく少数の企画・演出者だけがいたようだ。

その空白を埋めたのは意外にも大きな拍手喝采だった。演説中に35回も拍手が起こった。1分間に1回以上だ。傍聴客がいないが大きな拍手が聞こえる理由は編集の技術のためだ。北朝鮮は金委員長の演説のあちこちにあらかじめ録音した拍手の音を挟んだ。韓国のテレビの娯楽番組が初期に使った手法だ。すぐに分かる低級な技術を最高指導者の新年演説放送に使う背景が気になる。

何よりも目を引いたのは、視聴者とのアイコンタクト(eye contact)が一度もないという点だ。放送カメラは金委員長の正面ではなくやや横側に位置した。そのため演壇が傾いているように見えた。韓国や西側の大統領演説放送では避けるアングルだ。金委員長の視線は演説文が書かれている2、3個のプロンプターを行き来した。カメラと目を合わせるのはあえて避けるようだった。経済問題を話す時は特にそうだ。「国家経済発展5カ年戦略(2016-2020年)実行で大きな前進を成し遂げた」と述べたが、現実と大きな差があるためと考えられる。金委員長は昨年、「万里馬運動先駆者大会」を開催すると公言した。1950年代後半に始まった千里馬運動をさらに強化した労働力動員キャンペーンだ。しかし大会はあっけなく延期になった。最高指導者の指示が通らないほど状況が深刻だという傍証だ。

こうした難局の中でも金委員長は今年の新年演説を通じて独り立ちを図った。演説文のどこにも「金日成」と「金正日(キム・ジョンイル)」の名前は出てこなかった。金委員長のグレーのスーツの襟から金日成・金正日バッジ(北朝鮮では「肖像徽章」と表現)が消えたのもこうした脈絡と解釈される。意図的に独自統治時代の開幕を知らせようとしたのだ。しかし容易ではないとみられる。対北朝鮮制裁がピークを迎えた昨年、金委員長は極度の孤立と自閉を経験した。執権初期に叔母の夫・張成沢(チャン・ソンテク)氏を筆頭に側近グループは粛清で没落していった。「信じるのは血筋だけ」という考えから最近は29歳の妹の金与正氏を権力の核心に座らせた。3代世襲に続いて「兄妹政治」という新造語まで生まれた。先月、金正日総書記の6周忌に一人で参拝する金委員長の写真が労働新聞に掲載された。孤独な君主の一人劇というような姿だ。



孤独な君主のモノドラマ…金正恩委員長のテレビ演説政治(2)


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