23日と24日の2日間、仁川(インチョン)国際空港で発生した大規模な欠航・回航・遅延事態は海霧が決定的な原因だった。
仁川空港と気象庁によると、23日午前に発生した濃霧は普段とは違い、昼の時間まで消えなかった。仁川空港公社の関係者は「空港が霧に覆われても、夜明けに始まって午前8、9時頃にはなくなるのが一般的」とし「しかし23日には午前9時30分から昼12時まで2時間半の間、可視距離が75メートルにもならない運航不能状態が続いた」と伝えた。
気象庁のユン・ギハン通報官は「南西側から移動してきた暖気が冷えて霧が発生し、この霧が西海岸に押し寄せて濃厚な海霧が発生した」と説明した。こうした海霧は普通、晩春から初夏に見られ、冬に発生するのは珍しい。
仁川空港は視程距離が75メートルで離着陸が可能になるほど世界最高水準で設計されている。しかし多くの航空機がこれを利用できる装置がなく、運航できなかったというのが空港側の説明だ。このため23日には562便が欠航または遅延となり、その影響で24日にも500便ほどの離着陸が遅れた。
仁川空港公社のイ・ヒジョン広報室長は「毎日の出発・到着運航が連結する運航スケジュールの特性上、正常に回復するまで2、3日かかりそうだ」とし「航空便を利用する場合は必ず事前に確認する必要がある」と話した。
仁川空港と気象庁によると、23日午前に発生した濃霧は普段とは違い、昼の時間まで消えなかった。仁川空港公社の関係者は「空港が霧に覆われても、夜明けに始まって午前8、9時頃にはなくなるのが一般的」とし「しかし23日には午前9時30分から昼12時まで2時間半の間、可視距離が75メートルにもならない運航不能状態が続いた」と伝えた。
気象庁のユン・ギハン通報官は「南西側から移動してきた暖気が冷えて霧が発生し、この霧が西海岸に押し寄せて濃厚な海霧が発生した」と説明した。こうした海霧は普通、晩春から初夏に見られ、冬に発生するのは珍しい。
仁川空港は視程距離が75メートルで離着陸が可能になるほど世界最高水準で設計されている。しかし多くの航空機がこれを利用できる装置がなく、運航できなかったというのが空港側の説明だ。このため23日には562便が欠航または遅延となり、その影響で24日にも500便ほどの離着陸が遅れた。
仁川空港公社のイ・ヒジョン広報室長は「毎日の出発・到着運航が連結する運航スケジュールの特性上、正常に回復するまで2、3日かかりそうだ」とし「航空便を利用する場合は必ず事前に確認する必要がある」と話した。
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