安倍晋三首相が韓国など海外政治家に会う時に低い椅子に座らせ、相手の格を下げようとしているという疑惑が韓国の政界で広まっている。14日に野党・自由韓国党の洪準杓(ホン・ジュンピョ)代表が安倍首相と会った際、低い椅子に座っている写真が論議を呼んだからだ。同じ日、アントニオ・グテーレス国連事務総長は安倍首相の椅子と同じ高さの椅子に座って対話をした。
宋永吉(ソン・ヨンギル)共に民主党議員は18日、ラジオ番組のインタビューで、安倍首相が意図的に洪代表より高い椅子に座ったのではという質問に対し、「洪準杓代表は真の自主外交、堂々外交をするのなら、それ(椅子の高さ)から考えるべきだった」と主張した。
椅子の高さを変える日本首相官邸の巧妙な『椅子外交』は韓国の与野党政治家を相手に区別なく続けてきた方式だ。丁世均(チョン・セギュン)国会議長は6月8日、安倍首相に会い、韓日関係改善案などについて議論した。当時、東京の首相官邸で行われた会談を数時間後に控え、会談場所を事前に点検した国会議長室の関係者はおかしな椅子の配置に気づいた。丁議長と安倍首相が座る椅子の高さが違うという点だ。
丁議長室の関係者は18日、中央日報との電話で「安倍首相が高いところに座って丁議長を見下ろす形になるが、これに気づいて驚いた」とし「対外的に韓国立法府の首長である国会議長より日本政府を指揮する安倍首相の格が高いという印象を与えかねないため、椅子の問題が気になるしかなかった」と話した。続いて「当時同行した与野党の議員も椅子の高さについて『国格の問題』と指摘した」とし「このような形では安倍首相に会うのが難しいと日本側にはっきりと伝えた」と説明した。結局、日本側は丁議長と安倍首相が座る椅子を同じ高さに合わせた。
日本首相官邸の「椅子外交」は丁議長との会談以前にもあった。5月18日に文喜相(ムン・ヒサン)民主党議員が特使として安倍首相に会った際、低い椅子に座っていた場面が公開され、外交的欠礼ではという声が出てきた。
当時、文議員が座った椅子は洪準杓代表が座った椅子と似た高さだ。安倍首相の椅子配置に関し、政界では「韓国側の人が座る椅子は沈んだように見え、安倍首相は高いところから見下ろすような姿が演出されるが、日本が意図するものではないだろうか」という声が出ている。
宋永吉(ソン・ヨンギル)共に民主党議員は18日、ラジオ番組のインタビューで、安倍首相が意図的に洪代表より高い椅子に座ったのではという質問に対し、「洪準杓代表は真の自主外交、堂々外交をするのなら、それ(椅子の高さ)から考えるべきだった」と主張した。
椅子の高さを変える日本首相官邸の巧妙な『椅子外交』は韓国の与野党政治家を相手に区別なく続けてきた方式だ。丁世均(チョン・セギュン)国会議長は6月8日、安倍首相に会い、韓日関係改善案などについて議論した。当時、東京の首相官邸で行われた会談を数時間後に控え、会談場所を事前に点検した国会議長室の関係者はおかしな椅子の配置に気づいた。丁議長と安倍首相が座る椅子の高さが違うという点だ。
丁議長室の関係者は18日、中央日報との電話で「安倍首相が高いところに座って丁議長を見下ろす形になるが、これに気づいて驚いた」とし「対外的に韓国立法府の首長である国会議長より日本政府を指揮する安倍首相の格が高いという印象を与えかねないため、椅子の問題が気になるしかなかった」と話した。続いて「当時同行した与野党の議員も椅子の高さについて『国格の問題』と指摘した」とし「このような形では安倍首相に会うのが難しいと日本側にはっきりと伝えた」と説明した。結局、日本側は丁議長と安倍首相が座る椅子を同じ高さに合わせた。
日本首相官邸の「椅子外交」は丁議長との会談以前にもあった。5月18日に文喜相(ムン・ヒサン)民主党議員が特使として安倍首相に会った際、低い椅子に座っていた場面が公開され、外交的欠礼ではという声が出てきた。
当時、文議員が座った椅子は洪準杓代表が座った椅子と似た高さだ。安倍首相の椅子配置に関し、政界では「韓国側の人が座る椅子は沈んだように見え、安倍首相は高いところから見下ろすような姿が演出されるが、日本が意図するものではないだろうか」という声が出ている。
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