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フィリピンで慰安婦像の初公開…日本政府が懸念表明

ⓒ 中央日報日本語版
フィリピン・マニラに慰安婦像が設置されたとNHKが12日、報じた。

報道によると、フィリピン国家歴史委員会は8日にマニラ湾沿いの遊歩道に設置された高さ3メートルの慰安婦像を公開した。この慰安婦像はフィリピンの民族衣装を着た女性が目隠しをされており、視線は上を向いている。台座には「1942年から1945年の日本の占領下で虐待の被害にあったすべてのフィリピン人女性の記憶」などと記されている。

太平洋戦争で戦場となったフィリピンでは、1990年代に旧日本軍の慰安婦だったという女性たちが名乗り出て、村山内閣当時の1995年に発足した「アジア女性基金」から「償い金」の支給などが実施されたが、これを拒否して日本政府に「公式な謝罪と賠償」を求める人たちもいる。


フィリピン駐在日本大使館は慰安婦を表す女性像の建立が今後の両国関係に及ぼす影響に対する懸念をフィリピン政府側に伝えた。



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