北朝鮮フィギュアスケート・ペアのヨム・デオク(写真左)とキム・ジュシク
65日後に迫った平昌冬季五輪を「平和オリンピック」にしようという動きも加速している。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)体制の無謀な核実験とミサイル挑発で荒波が押し寄せている韓半島(朝鮮半島)に春の温気を吹き込もうという趣旨だと政府は説明する。趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官は10月、「平昌冬季五輪に北が参加することは新たな局面に転換するのに役立つだろう」と強調した。トーマス・バッハ国際オリンピック委員会(IOC)委員長も「北朝鮮が出場する場合、すべての経費と訓練費を支援する」と明らかにするなど、国際スポーツ界の雰囲気も悪くない。
【コラム】平昌五輪は南北関係の希望の場ではない(2)
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