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「北ミサイルはICBM級…1万3000キロ飛行で米ワシントン到達」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮が29日に発射したミサイルは大陸間弾道ミサイル(ICBM)級であり、米東部のワシントンDCまで打撃できる射程距離だと、ワシントンポスト(WP)が報じた。

WPは「北朝鮮が2カ月ぶりに発射したミサイルは金正恩(キム・ジョンウン)政権が米国本土打撃という目標に向かって前進していることを表す信号」と伝えた。

米国防総省のマニング報道官によると、北朝鮮平安南道平城(ピョンソン)付近で発射されたミサイルは54分間、約1000キロを飛行した後、東海(トンヘ、日本名・日本海)上の日本の排他的経済水域(EEZ)に落下した。7月に発射したミサイルは930キロを飛行した。


WPはミサイルが最高高度4500キロまで上昇した点からみて高角発射をしたようだと伝え、ミサイルが正常軌道で発射される場合は射程距離が1万3000キロを超えると推定した。平壌(ピョンヤン)からワシントンDCまでの距離は約1万1000キロ。

ただ、WPは「ミサイルに搭載された弾頭の重さは確認されていないが、伸びた射程距離から推察すると非常に軽い模擬弾頭が搭載された可能性がある」と伝えた。米国の非営利科学者団体「憂慮する科学者同盟(UCS)」の物理学者、デビッド・ライト氏は「模擬弾頭が搭載されたのであれば、核弾頭を搭載した場合はこの程度の射程距離は出ないという意味」と評価した。



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