今でも両国の影響力は東南アジア社会と産業全般に残っている。東南アジア諸国連合(ASEAN)地域は人口6億5000万人、国内総生産(GDP)2兆6000億ドル(約290兆円)の巨大経済圏だ。中位年齢が28歳と非常に若く、年5%以上の成長を続けている躍動的な地域だ。中国や日本が絶えず協力の手を差し伸べようとするのはこうした理由だ。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は11月8日から7泊8日間の日程でインドネシア、ベトナム、フィリピンを訪問した。今回のASEAN歴訪は非常に特別な意味を持つ。ASEANの潜在力が大きいためでもあるが、さらに意味あることは韓国の対外経済政策に「新南方政策」という新しいパラダイムを提示したためだ。これは「新北方政策」とあわせて韓国経済の地図を描き直すきっかけになるだろう。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は11月8日から7泊8日間の日程でインドネシア、ベトナム、フィリピンを訪問した。今回のASEAN歴訪は非常に特別な意味を持つ。ASEANの潜在力が大きいためでもあるが、さらに意味あることは韓国の対外経済政策に「新南方政策」という新しいパラダイムを提示したためだ。これは「新北方政策」とあわせて韓国経済の地図を描き直すきっかけになるだろう。
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