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大韓航空機爆事件の金賢姫元工作員「金正男氏暗殺は卑劣…北テロ国指定は妥当」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

2009年3月大韓航空機爆破事件の犯人である金賢姫元工作員が釜山BEXCOで日本人拉致被害者の田口八重子さんの家族に会った金氏は警察特攻隊の警護を受け、18年目にして公式席上に初めて姿を現した。(写真=共同取材団)

1987年大韓航空858機を爆破して逮捕されたが、赦免されて韓国で生活している金賢姫(キム・ヒョンヒ)元工作員は北朝鮮に対する米国政府のテロ支援国再指定に対して妥当だという立場を明らかにした。

彼女は、最近、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)放送とのインタビューで「(北朝鮮は)1987年大韓航空機テロをしてテロ支援国に指定され、20年後である2008年に解除された」とし「解除する時、北朝鮮から大韓航空機事件に対して公式謝罪を受けずに解除したのが誤りだと考えた」と話したと25日、伝えた。

また、「テロ支援国に指定されたのは妥当だと考える」とし「今回再指定して国際的な制裁を共に強力に行えば、北朝鮮でも効果があるのではないかと思う」と見通した。


金氏は金正男(キム・ジョンナム)氏殺害事件に関して「大韓航空機事件やその以前には訓練された北朝鮮工作員を直接投入して任務を遂行し、暴かれた時は自殺した(秘密を守るために)」とし「(今回)事件を見ると、工作部署は直接出ないで後から操縦している」と指摘した。

また、「背後で操縦し、自身たちは手を引いて逃げようとする卑劣な方法を使うと考える」とし「一言で工作員が捕えられれば決定的に証拠が残るのでこのような証拠を残さず言い逃れる方法に今は少し変わったと考える」と話した。

金氏は大韓航空機爆破事件以降30年となることに対して尋ねる質問に「まず亡くなった方々、そして遺族らを考えれば胸が痛くて深い傷をいかに治癒して差し上げることができるのだろうか」と反問し、「常に祈る気持ちで生きている」と付け加えた。

金氏は1987年11月、イラク・バグダッドからソウル行きの大韓航空858機を空中爆破させて搭乗客115人を死亡させた容疑で韓国裁判所で死刑を言い渡されたが、1988年4月に特別赦免で釈放された。



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