文大統領が24日、浦項興海(フンヘ)体育館を訪問し、「庶民安定対策と建築物の耐震補強など中長期的な地震対策を講じていく」と述べた。文大統領の左側は金富謙(キム・ブギョム)行政安全部長官。(写真=青瓦台写真記者団)
文大統領はまず浦項北区の浦項女子高を訪問し、前日に修学能力試験を受けた受験生に会った。文大統領は16日に実施される予定だった修学能力試験を浦項地震のため1週間延期した理由について生徒たちに自ら説明した。
文大統領は「ASEAN(東南アジア諸国連合)訪問から帰国する飛行機の中で地震について聞いたが、最も心配になったのが修学能力試験だった」とし「最初は政府でも試験の延期という考えは容易にできなかった」と話した。続いて「(全体受験生の)1%にもならないが、浦項の生徒たちの安全、(試験の)公正さが重要だと考え、延期を決定した」とし「常に少数者を配慮していくことが我が国が発展できる我々の未来の希望だと考える」と強調した。
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