「韓国号」の前途は統治の精巧さにかかる…文在寅政権の半年を診断
保守が分裂するほど文在寅政権の歩みは目立ってくる。健全な牽制と協治が消滅するからだ。支持率を独占した与党の改革動力は相当なものだ。執権から6カ月間に現政権は「韓国号」の航路変更に成功したとみられる。ろうそく広場の念願に合わせて統治哲学を整え、保守一辺倒の国家運営基調と政策理念を中道側に引き寄せた。どれほど左側に進むかは依然として懸念される。特定領域では速い推進力を見せた。二極化と不平等の震央に進入し、いくつか重要な雷管を除去した。最低賃金、正規職約束、福祉拡大、成果年俸制と解雇条項の廃止など。抵抗勢力が弱い時に強行した一種の速度戦だった。急速な決断が招く副作用が政策目的自体を覆すという懸念を問いただす状況ではなかった。15年前に4大改革を掲げた盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権が保守勢力の集中砲火でつまずいた悪夢が反面教師になったのだろう。
「韓国号」の前途は統治の精巧さにかかる…文�寅政権の半年を診断(2)
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