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<野球>韓国代表が警戒すべき日本の投手は?

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

イ・ジョンヨル戦力分析委員

「日本の戦力は確かに一枚上手だ。しかし勝てない理由はない」。

日本は韓国の宿敵だ。宣銅烈(ソン・ドンヨル)初代韓国代表専任監督が率いる2017アジアプロ野球チャンピオンシップ代表チームが優勝のために必ず越えなければいけないヤマも日本だ。

韓国代表チームのイ・ジョンヨル戦力分析委員(44)は8日に高尺(コチョク)スカイドームで行われた練習試合の前、「冷静に見て日本の戦力が最も高い。日本は投手が良く、俊足の野手が多い」とし「日本が韓国に左打者が多いという点を知っている。韓国戦には左投げ投手が先発する可能性が高い」と述べた。


マウンドで注意が必要な選手はまず、薮田和樹(広島)、今永翔太(横浜)、田口麗斗(読売)だ。イ委員は「日本シリーズで活躍した今永がいい。読売で13勝をマークした田口、広島で15勝した薮田も好投手」と語った。特に田口はイ委員が「韓国戦に先発する可能性が高い」と予想する投手。試合場所となる東京ドームをホーム球場とする読売の投手という理由からだ。

日本のサイドアーム投手3人も要注意だ。イ委員は「サイドアーム投手3人がともに球速150キロを超える速球を投げる」とし「変化球を多用する投手なので、韓国の打者がどう攻めるべきか話し合っている」と伝えた。

イ委員は2015プレミア12、2017WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に続いて今大会まで3大会連続で韓国代表チームで戦力分析を担当している。ただ、今大会は初めて24歳以下またはプロ3年目以下の選手だけが出場する大会であり、あまり知られていない選手が多い。

イ委員は「これまで韓国の若い左打者が速球や変化球にうまく対処してきたという点に期待している」とし「朴ミン宇(パク・ミンウ)や李政厚(イ・ジョンフ)のような選手は速球に弱くない。金河成(キム・ハソン)が重要な一発を放つ役割をしてくれれば」と期待を表した。

韓日代表チームの対戦は2年ぶりとなる。韓国代表は2015年、プレミア12の決勝でエース大谷翔平を擁する日本代表に劇的な逆転勝ちを収めた。ホームアドバンテージを持つ日本を退けた。当然、日本も今大会で雪辱を狙っている。韓国が使わなかったオーバーエージ3枚もすべて活用して戦力を補強した。ソフトバンクの捕手・甲斐拓也がその一人だ。

イ委員は「日本、台湾ともに韓国にさえ勝てばという考えで臨んでくる。戦力では確かに日本が優位だが、これまでの大会を振り返ると当日のコンディションが最も重要だ」とし「日本の選手はホームで必ず勝たなければいけないというプレッシャーから実力を発揮できない場合もある」と話した。



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