韓米連合訓練に参加した米国原子力空母「ロナルド・レーガン号」(CVN 76、10万4200トン級)が先月21日、海軍作戦司令部釜山(プサン)基地に入港している。
これら空母は現在、西太平洋を管轄する第7艦隊作戦区域にあり、韓半島周辺海域に移動中という。韓半島海域でお互い肉眼で識別できるほど近い距離に集結した後、戦闘機を動員した訓練などを行う予定だ。
空母1隻には70-80機の戦闘機、さらに駆逐艦3、4隻、原子力潜水艦1、2隻が同行する。この戦力が発射できる巡航ミサイルの数も100発を超える。
米空母3隻が共同訓練をするのは2007年のグアム訓練以来となる。軍関係者は「韓半島周辺海域で米空母3隻が共同訓練をするのは極めて異例であり、韓国戦争(朝鮮戦争)以来初めてのことだろう」と述べた。今年5月末、韓半島周辺海域では「ロナルド・レーガン」と「カール・ビンソン」(CVN 70)の空母2隻が共同訓練を実施した。
今回の訓練は北朝鮮に「軽挙妄動をするな」という警告メッセージという解釈が多い。トランプ米大統領は7日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領との共同記者会見で「現在、韓半島周辺に配備されている空母は3隻」とし「これを実際に使わないで済むことを望む」と警告した。軍消息筋はトランプ大統領が空母に乗って訓練を参観することを検討中と伝えた。
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