日本に就職した韓国の青年の満足度が高いことが調査を通じて明らかになった。

８日、韓国貿易協会東京支部が最近３年以内に日本に就職した韓国の青年１４３人を対象に実施したアンケート調査によると、回答者の５７．８％が今の職場に満足しているか非常に満足していると答えた。

「不満」は１１．１％、「非常に不満」は４．４％に過ぎず、韓国の青年はおおむね日本での就職に満足している様子が明らかになった。


特に「知人に日本への就職を勧めたい」と答えた比率も８４．５％、今後日本への就職展望を前向きにとらえている回答も７０．９％にのぼった。

日本への就職を選んだ理由としては「グローバル企業の進出など未来ビジョン」（２４．８％）、「働きやすい環境」（１９．６％）、「韓国での就職が難しいから」（１９．０％）などを挙げた。

ただし、回答者は日本での就職後、初期定着過程で「住まいの決定」（２２．０％）、「意思疎通」（１９．７％）、「携帯電話の開通」（１３．５％）、「生活用品の準備」（１２．１％）の順で負担を感じているという。