文在寅(ムン・ジェイン)大統領とトランプ米大統領は7日の首脳会談で、米国の最先端戦略資産配備などに関する議論を進展させた。この過程で、これまで繰り返し要求してきた韓米自由貿易協定(FTA)問題に対するトランプ大統領の発言の強度も弱まった。この日の単独・拡大首脳会談、青瓦台(チョンワデ、大統領府)のブリーフィング、両国首脳の共同記者会見の内容に基づいて争点を整理した。
◆「韓米は同盟国以上」
トランプ大統領は「大韓民国は米国にとって単なる長い同盟国以上」と語った。トランプ大統領は首脳会談後の共同記者会見で「我々は戦争で共に戦い、平和の中で共に繁栄したパートナーであり友人」とし、このように述べた。一部から出ている「コリアパッシング」(韓国をう回)懸念についても「韓国を跳び越えていくことはない。この点ははっきりと言える」と強調した。文在寅大統領も「トランプ大統領が防衛公約を繰り返し確認し、連合防衛態勢をさらに強化していくことにした」と明らかにした。
トランプ大統領は韓国戦争(朝鮮戦争)などの歴史にも言及しながら「我々の同盟は韓半島(朝鮮半島)とインド・太平洋地域の平和と安保においていつよりも重要だ」と述べた。
◆「北核の平和的かつ根源的解決が原則」
文大統領は「我々は北が核・ミサイル挑発を直ちに中断し、一日も早く非核化のための対話の場に出てくることを強く促す」とし「北が自ら核を放棄し、真摯な対話に出てくるまで最大限の制裁と圧力を加えていくという従来の戦略を再確認した」と述べた。続いて「共同の接近方法に基づき、北核問題の平和的かつ根源的解決のために努力する」と強調した。
トランプ大統領は今回の会談では「軍事的オプション」を強調しなかった。トランプ大統領は「いま(北核解決のための)カードをすべて見せることはできず、現在としては北朝鮮が正しいことができるよう導くことが重要だ」とし「現在3隻の空母が(韓半島周辺に)あり、原子力潜水艦も配備されているが、二度とこのようなものを実際に使うことがないことを望む」と述べた。
両首脳はこの日、「完全かつ検証可能で不可逆的な北朝鮮の非核化」と「韓半島の恒久的平和体制を構築する」という原則を再確認した。北朝鮮との対話については「言及しないという点を理解してほしい」(トランプ大統領)、「今は制裁と圧力に集中する時だ。局面が転換すれば韓半島平和体制の構築について韓国と米国の間でより緊密に協議することになるだろう」(文大統領)と述べた。
◆「原子力潜水艦と偵察資産の導入を協議」
両国首脳はこの日、韓国のミサイル弾頭重量制限を完全に解除する「2017年改定ミサイル指針」を採択した。文大統領は「韓国独自の防衛力増強のための協力を前例のない水準で進めていくため」と説明した。2012年のミサイル指針に基づき、韓国のミサイル射程距離と弾頭重量はそれぞれ800キロメートル、500キログラムに制限されてきた。
9月のニューヨーク首脳会談で議論された原子力潜水艦導入の方式についても具体的な議論があった。青瓦台関係者は「トランプ大統領が言及した韓国の武器購入または戦略資産には、原子力潜水艦と最先端偵察資産が含まれている」とし「該当武器を購入することもでき、(韓米が)共同開発することもできるシステムであり、技術的な側面から検討して議論することになるだろう」と伝えた。特に「原子力潜水艦に対するトランプ大統領の同意があったのか」という質問には、「前回(ニューヨーク)の首脳会談で原則的な協議があり、(導入に関する)原則的な部分では承認が出た状態」と説明した。原子力潜水艦のほか戦略偵察武器の種類には具体的に言及しなかった。
トランプ大統領、FTA破棄に言及せず…韓米首脳会談の争点(2)
◆「韓米は同盟国以上」
トランプ大統領は「大韓民国は米国にとって単なる長い同盟国以上」と語った。トランプ大統領は首脳会談後の共同記者会見で「我々は戦争で共に戦い、平和の中で共に繁栄したパートナーであり友人」とし、このように述べた。一部から出ている「コリアパッシング」(韓国をう回)懸念についても「韓国を跳び越えていくことはない。この点ははっきりと言える」と強調した。文在寅大統領も「トランプ大統領が防衛公約を繰り返し確認し、連合防衛態勢をさらに強化していくことにした」と明らかにした。
トランプ大統領は韓国戦争(朝鮮戦争)などの歴史にも言及しながら「我々の同盟は韓半島(朝鮮半島)とインド・太平洋地域の平和と安保においていつよりも重要だ」と述べた。
◆「北核の平和的かつ根源的解決が原則」
文大統領は「我々は北が核・ミサイル挑発を直ちに中断し、一日も早く非核化のための対話の場に出てくることを強く促す」とし「北が自ら核を放棄し、真摯な対話に出てくるまで最大限の制裁と圧力を加えていくという従来の戦略を再確認した」と述べた。続いて「共同の接近方法に基づき、北核問題の平和的かつ根源的解決のために努力する」と強調した。
トランプ大統領は今回の会談では「軍事的オプション」を強調しなかった。トランプ大統領は「いま(北核解決のための)カードをすべて見せることはできず、現在としては北朝鮮が正しいことができるよう導くことが重要だ」とし「現在3隻の空母が(韓半島周辺に)あり、原子力潜水艦も配備されているが、二度とこのようなものを実際に使うことがないことを望む」と述べた。
両首脳はこの日、「完全かつ検証可能で不可逆的な北朝鮮の非核化」と「韓半島の恒久的平和体制を構築する」という原則を再確認した。北朝鮮との対話については「言及しないという点を理解してほしい」(トランプ大統領)、「今は制裁と圧力に集中する時だ。局面が転換すれば韓半島平和体制の構築について韓国と米国の間でより緊密に協議することになるだろう」(文大統領)と述べた。
◆「原子力潜水艦と偵察資産の導入を協議」
両国首脳はこの日、韓国のミサイル弾頭重量制限を完全に解除する「2017年改定ミサイル指針」を採択した。文大統領は「韓国独自の防衛力増強のための協力を前例のない水準で進めていくため」と説明した。2012年のミサイル指針に基づき、韓国のミサイル射程距離と弾頭重量はそれぞれ800キロメートル、500キログラムに制限されてきた。
9月のニューヨーク首脳会談で議論された原子力潜水艦導入の方式についても具体的な議論があった。青瓦台関係者は「トランプ大統領が言及した韓国の武器購入または戦略資産には、原子力潜水艦と最先端偵察資産が含まれている」とし「該当武器を購入することもでき、(韓米が)共同開発することもできるシステムであり、技術的な側面から検討して議論することになるだろう」と伝えた。特に「原子力潜水艦に対するトランプ大統領の同意があったのか」という質問には、「前回(ニューヨーク)の首脳会談で原則的な協議があり、(導入に関する)原則的な部分では承認が出た状態」と説明した。原子力潜水艦のほか戦略偵察武器の種類には具体的に言及しなかった。
トランプ大統領、FTA破棄に言及せず…韓米首脳会談の争点(2)
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