ドナルド・トランプ米国大統領の訪韓を控えて韓米軍当局が北朝鮮の奇襲に備えて精密監視態勢を取っている。

韓国軍関係者は、トランプ大統領訪韓を翌日に控えた６日、「北朝鮮の挑発が迫っているという兆候はないが、いつでも挑発は起こりうると考えて万全の態勢を維持している」と明らかにした。

韓国軍は北朝鮮の弾道ミサイル発射の可能性に備えて、弾道弾早期警報レーダー「グリーンパイン」やイージス駆逐艦など監視資産を通じて北朝鮮の動向を細かく監視している。


現在までのところで北朝鮮に特別な動きはないことが分かったが、韓米軍は万一の事態に備えて監視を強化しているという。一方、米国は今月２日に長距離戦略爆撃期Ｂ－１Ｂ「ランサー」２機を韓半島（朝鮮半島）上空に展開させて北朝鮮の挑発の可能性に再度警告メッセージを送った。また、ロナルド・レーガン、セオドア・ルーズベルト、ニミッツなど、米国原子力空母艦３隻も韓半島を含めた米海軍第７艦隊作戦区域に入ってきて、北朝鮮が挑発を行った場合にすぐに対応できる態勢を整えている。